あらすじ
誰より早く世界を見た男・鄭和の海洋冒険記
コロンブスで知られる“大航海時代”よりも遠い時代に――――
7度の大航海を達成させた男がいる。その名は、鄭和。
中国・明の時代に実在したその男は、王朝で高い立場を持つものの、隠し持った、ある「野望」を追い、南方諸国へ航海に出ることに。
生死が紙一重の海洋冒険で、鄭和が追うのは、地球上まだ誰も見ぬ「世界」か、それとも「夢」か――――
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星野之宣ワールドです。
星野之宣ファンなので、言わずもがなだが、6巻まで一気読み。
ブルーワードと宗像教授を合わせた感じかなっと想像しつつ読了、当たらずも遠からずな感じです。
主人公は宦官で、私の知識では歴史の教科書程度の話しか知らない。
本書の中でも主人公の宦官に至った経緯が語られるが、こういう宦官の人が実際にいたら面白いっと思う。そしてその経緯が主人公の生き方の信念に結びついているのが面白い。
これからも愛読したいと考えているが、完結してから一気読みしたかったなっと多少後悔している。