【感想・ネタバレ】海帝 6のレビュー

星野之宣

鄭和の航海に、最恐女王が立ちはだかる！

鄭和（ていわ）の旅を影で支える倭寇たちには
黒死病（ペスト）で苦しめられた壮絶な過去があった。
そんな彼らが、鄭和を手助けするにいたった理由とは－－－！？

そして、
最終目的地・古里（カリカット）へ帆を進める一行は、
鄭和にある恨みを持つモルディブの女王から攻撃を仕掛けられる。
海上での猛攻に、鄭和の率いる宝船艦隊は、
いかにして立ち向かうのか－－－！？

未知だらけの鄭和の旅が、
より一層の激しさを増す最新刊！！

さらに、キャラクターの関係がわかる
最新相関図もカラーで収録！！

[佐々籐士郎 · ★★★★★]

歴史ものの星野

いわゆる「鄭和の大航海」と言われる明代の海洋冒険もの。
そこにフィクションとして、先帝逃亡のストーリーと、未知の南洋冒険ものを
星野流にうまく組み立てている感じ。

大まかなあらすじが下敷きにある歴史ものなので、
最終的にネタバレとはなるが、
そこまでどう読ませるかが見事だと思う。

[ブクログ · ★★★★★]

星野之宣さんの集大成のような展開になってきましたね。
かっこいいお姉さんも出てきて満足。
そして、ブルーシティはブルーシティなのだなと(T . T)