【感想・ネタバレ】ミスター・メルセデス 下のレビュー

あらすじ

暴走車を駆って大量殺人を犯した男、ブレイディは、母親とともに暮らす孤独な男。
いま彼は新たな計画を練っていた――。
一方、退職刑事ホッジズも犯行に使われた自動車を手がかりに、真相に近づきつつあった。
開始される惨劇の秒読み。それを阻止すべく、ホッジズと仲間達は奔走する!
巨匠渾身のミステリー大作。
(解説・千街晶之)

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Posted by ブクログ

ネタバレ

大富豪の未亡人とのアバンチュールと危険な調査は悲劇的な結末を迎えてしまう。かなり衝撃的である反面、ヒロインの死によって本作のハードボイルド・ミステリとしての強度が一層高まったように思ってしまう。本作の犯人であるブレンディは車での無差別轢殺犯と見せかけて、その実コンピューターに精通した爆弾魔という造形が面白く、母親との異常な性的な関係といい、犯人像として妙に生々しくて良かった。他にも調査に協力するホリーは俗にいう精神疾患を抱えた「子供部屋おばさん」なわけだが、こういう人物像のキャラクターが主役級の活躍をするのがキング作品の面白いところだと思う。

ただ、クライマックスで主人公が心臓発作を起こして戦線離脱したというのは色んな意味で驚かされてしまい、この手の話で主人公と犯人の最後の対決にならない「捻り」はワクワクしないし果たして必要だったのか?と思うと同時に、代わりにハッピースラッパーで手を下したのがホリーというのは親族である従姉妹の仇を討つという意味ではとても正しく、またそれが止まっていた彼女の物語の時計の針を動かす一撃でもあったわけで、そう考えると完全否定できないのは難しい。しかしながら、明らかに問題のある捜査でヤキモキしていた所に、公式発表の形でジェロームとホリーの表彰をサラリと入れたのは非常に上手い幕引きだと思った。そしてラスト、目覚めるブレンディという不穏さを残しつつ物語の幕は閉じる。やはりキングはこの余韻が最高である。

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2026年06月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

中盤の内にクライマックスの場所を明らかにして期待を膨らませる手法が見事に嵌っている。
しかし最後の最後で主役が役に立たないというのは、状況からして仕方ないとはいえ、そこをどう解決するのかと楽しみにしていたので、ガッカリだ。

0
2026年02月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ハラハラしながら見れた。みんな死ぬかと思ったけど助かった。ジェイニー死んだのは悲しかった。ジェロームがいいキャラしてる。ホリーもいいね。まさか3部作だとは思わなかった。気が向いたら続編も読もうかな。

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2021年09月29日

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