あらすじ
「恐怖の帝王」がデビュー40年目にして初めてミステリーを書いた!
暗い霧雨の朝。仕事を求める人々の列に、何者かが駆る暴走車が突っ込んだ。多数の死傷者を残して車は走り去り、事件は未解決に終わった。
そして今、退職刑事ホッジズのもとに犯人からの挑戦状が届く。
「こいつをこの手で捕らえてやる」。決意したホッジズは、孤独な調査を開始する――。
退職刑事VS卑劣な殺人鬼。米最高のミステリー賞・エドガー賞を受賞した巨匠の傑作。
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Posted by ブクログ
面白かったー!キャラがビンビンに立ちまくってて爺ミステリ好きには堪らない。退職した老刑事のもとに届いた迷宮入り事件の犯人からの手紙。犯人の名はメルセデスキラー。冒頭で執拗に描かれた陰惨な無差別殺人の犯人。比喩や繰返しに隠語もまぶしたキングの世界観に入り込むのは容易くないが、一度乗り込めばメルセデスの12気筒エンジンが軽やかにページを捲る。満足感ある読後の後書きで「この作品は 三 部 作 である」(°Д°)まーじーかー!しかも既に発売済み(アメリカ版)文春さんはよ!はよ出してよ!('ε'*)