あらすじ
銀耳に銀尻尾、美しい銀の髪を持つハイビルアのハルは、年下のジェフリーの一途な想いに応える形で夫婦となった。だが寄生体の交換期限である“フェードアウト”を迎え、ハルの精神はジェフリーの隣家に住む五歳の男児アーノルドに移された。黒髪に黒耳・黒尻尾と容れ物は変わっても、そばにいるのは彼の愛した魂。それなのにジェフリーの心はいつまでもハルだけを想っていて……? 大人気シリーズ新エピソード!!
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このシリーズで一番、泣いた‼️
一冊、全てが、ハルの物語です。ハルは、ハイルビアで、寄生体をかえながらひとりの人間ジェフリーを愛していく。ジェフリーにとっては、寄生体が、かわるので、出会い事態が、別人。ハルの苦悩は、大変な物です。涙、涙、です。作者様も後書きに記されていましが、大変、つらい設定になっています。でも、最後まで、やめられず、本当に何もかも忘れて、一気に読んでしまいました。おすすめです。
Posted by ブクログ
ビルア種の一部に出現するハイビルア
これまでの3作で精神のみの種族Oが存在しビルア種に寄生して生き続ける事が明かされた。
5歳のビルア種にのみ寄生することができ、25年で宿主である身体から出る…それを繰り返す永遠の命。
愛という感情を理解できないO
人間のその感情を理解できない種族Oのハルは一途に愛を伝えてくるジェフリーに絆され結婚した…
愛することを知ったハルは幸せな結婚生活を送り妊娠するが、寄生体交換が近づいて…
まぁ可哀想!木原作品らしくなってきました笑
Oが身体から抜けたハルは記憶が5歳に戻るわけです。ジェフリーにとったら愛したハルが自分を忘れて幼児になってしまう…Oの真実を知らないから愛し続ける…一方ハルは隣家の5歳児に寄生して、もう一度愛し合えると信じているが…
女性体から男性体に…5歳のわたしの魂はハルなんだ!何故気づいてくれない!結局は容姿を愛したのか?寄生交換で年齢差もある!
最後の時までジェフリーを愛し抜くハルが可哀想すぎるし、当然こうなるよなぁというハルの辛い現実に木原さんイジワルすぎのイタすぎ(゚´ω`゚)゚。
でも面白かった笑