あらすじ
『我が名はシャドウ。陰に潜み、陰を狩る者……』
みたいな中二病設定を楽しんでいたら、まさかの現実に!?
主人公でも、ラスボスでもない。
普段は実力を隠してモブに徹し、物語に陰ながら介入して密かに実力を示す「陰の実力者」。
この「陰の実力者」に憧れ、日々モブとして目立たず生活しながら、
力を求めて修業していた少年は、事故で命を失い、異世界に転生した。
これ幸いと少年・シドは異世界で「陰の実力者」設定を楽しむために、
「妄想」で作り上げた「闇の教団」を倒すべく(おふざけで)暗躍していたところ、
どうやら本当に、その「闇の教団」が存在していて……?
ノリで配下にした少女たちは勘違いからシドを崇拝し、
シドは本人も知らぬところで本物の「陰の実力者」になっていき、
そしてシドが率いる陰の組織「シャドウガーデン」は、やがて世界の闇を滅ぼしていくーー。
『小説家になろう』の超人気作が、加筆修正の上、待望の単行本化!
感情タグBEST3
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面白い!
アニメから入り原作を購入しました。シドがディアボロス教団が本当にあることを知らないところが面白いです。一気に5巻まで買ってしまいました。次巻も楽しみです。
面白かった
主人公に共感。陰の実力者、憧れますね。ただ、陰の実力者として求められるものが、対核兵器とか行き過ぎてる。転生ものの物語としては、チートが無くて努力の結果というあたりも良いです。「設定」として語った、闇の組織が実在していて、さらに語った本人には認識出来てないあたりも、この物語の面白いところですね。シドとシャドウガーデンの面々とのちぐはぐなのに噛み合う会話とか、次巻も楽しみです。
王道面白い
具体的な作品名を出してしまって申し訳ないですが、この作品は、このすばとオバロを組み合わせたような作品でとても面白かったです。主人公最強オラオラな感じと、思わず吹いてしまうようなギャグセンス、見事でした。次巻も大変楽しみです。
馬鹿ここに極まれり…
『陰の実力者』という存在に憧れ、さまざまな修行(全うではない)をし続け、挙げ句の果てに脳しんとうを起こすほど、木に頭を打ち付け続けて、車のヘッドライトを魔力の光だと思い、飛び込み、轢かれて死亡…
転生先には魔力が有るファンタジー世界だった為に、『陰の実力者』への道を進むべく鍛えまくり、とある少女を助け、自分の妄想設定を語り聴かせたのだが、どうやらその妄想は真実なようで…
誰も彼もが主人公のごっこ遊びに振り回される作品。
真実を知ったら、こんな主人公に潰された敵さんはどんな思いをするのかと思うと、敵にすら同情を禁じ得ない…
極まった馬鹿ほど始末に負えない、まして実力は本物だし…
何故こうも狂った馬鹿が出来上がったのか…
アニメ化も決定してる作品なので、興味がある方はご一読を。