【感想・ネタバレ】チンギス紀 十六 蒼氓のレビュー

あらすじ

ホラズム国の皇子が大軍を率いてチンギス・カンとの一大決戦に臨む!

カラ・クム砂漠の戦場からホラズム軍が離脱する。チンギス・カンは、スブタイとジェベ、バラ・チェルビの三人の将軍にその追討を命じた。ホラズム国の帝は西へと退却しながらも、モンゴル軍との戦を継続する。スブタイらは敵の誘いに乗ることを決断した。
一方、ホラズム国の皇子ジャラールッディーンは、南の地で2万騎の指揮を任された。モンゴル国の将軍シギ・クトクがその討伐に向かう。皇子は原野に本営を置き、ジャムカの息子マルガーシもそこにいた。皇子が初めて大軍を率いてモンゴル軍との戦いに挑む。

大国との戦いがついに最終局面をむかえる、好評第16巻。

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ネタバレ

ジャラールッディーンやマルガーシが健闘するもホラズム国は敗れた。
果敢すぎるチンギスがモンゴル軍の強さであり弱点でもあった。

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2025年08月19日

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ネタバレ

モンゴルとホラズムのぶつかり合い
アラーウッディーンはあっさり負けて敗走。再起を図るも死んでジャラールッディーンが王位継承。
少しずつだが確実に追いつめていくモンゴル軍。
マルガーシが三回ほどチンギスカンの目前まで迫るも、毎回ソルタホーンのおかげで退ける。
チンギスカンが何か人生というか戦いの終焉に倦んでいるような印象。

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2023年04月27日

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ネタバレ

トルケンがチンギスに攻められて気をやり、それを見ていた華蓮が憤死するとか、ちょっとひどくない?あまりな展開だと思うが、あと1冊も惰性で読もう。

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2024年03月21日

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ネタバレ

感想
チンギスの平定戦もいよいよ最終章に入ってきた。モンゴル国はこの後も空前絶後の領土を要する。

最初のイメージは、その国に寄生しただけかと思ったが、善政をしき、兵站を良くし、兵を鍛えたからこその結果なのだとここまで読んできて実感した。

あらすじ
スブタイがアラーウッディンに致命傷を負わせ、死に追いやる。ホラムズ朝はジャラールッディーンが継ぐ。

チンギスはホラムズ国をほぼ追い込み、戦いに興味をなくしかけていた。長男のジョチに目は病気で余命いくばくもない状態になっていた。

ホラムズ国は南からジャラールが20万、北からイナルチュクが7万の大軍を率いてモンゴル軍を挟撃しようとしていた。対するモンゴル軍は8万。どう対峙するのか。

モンゴル軍は寡兵だが統率がよくとれていたため、ホラムズ軍を打ち破る。その後の掃討戦においてチンギスは危うくマルガーシに討ち取られそうになるが、難を凌いで、ホラムズ朝を滅す。

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2023年12月01日

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ネタバレ

シリーズ16巻目。

ついにホラズムとの決戦で苦戦する場面はあるものの圧勝でした。
チンギスは徹底的に残存勢力を相当するのですが、ジョチの病気やら後継者選定は悩みそうです。
次巻で最終巻なので最後まで見守っていきます。

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2023年08月25日

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ネタバレ

ホラズム編がようやく幕を閉じた。長かった。巻頭の地図を見るとほんとテムジン時代の草原がコメ粒ほどの大きさしかなく、モンゴル帝国がどれほどまでも膨れ上がったのかを見ると圧巻する。シルクロードはチンギスカンが作った道ではないかと見紛ってしまう。海路もタルグダイとラシャーンの影響下で南栄まで物流を広げるなど時折ホラズム攻略の合間合間に出てくるのがいい。ちょっと前まではもっといろんな場所での物語があったんだけど、最近は早く終わらせないといけなくなったのかホラズム遠征の話がほとんどで飽き始めていたところだった。次の展開に期待だね。おそらく間もなくチンギスの没年が近づいてくるだろうなので北方さんがどこまで書くか?ってところが楽しみです。

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2023年05月06日

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