【感想・ネタバレ】性別「モナリザ」の君へ。 4巻のレビュー

吉村旋

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【ふと気が付くと、そこには自分だけだった。】
「今まで通り」そんな言葉に安心していたけれど、ふと気が付くと、元の場所にいるのは自分だけで、周りの景色はどんどん変わっていってしまう。本当は気が付かないようにしてるだけ？
(C)2020 Tsumuji Yoshimura

[電子マン · ★★★★★]

モブに焦点の当たる４巻

　今回はひなせがもしも同性への性転換をしたらどうする？という自問自答のエピソード。
そして後半からはモブ女友達２名の恋物語が綴られます。親友るいの切ない過去と世話焼き女子ごっちんの合コン話前半。
人間関係なかなか複雑になってきて、ごっちん話から５巻へ続くって感じです。

[匿名 · ★★★★★]

気になる！

ひなせの数値がどちらに傾いてるのか気になる！りつには女の子らしい姿形をみてドキドキしていて、しおりは遠くに行ってしまって欲しくないって感じだから、どちらかというと女の子寄り、、？

[ブクログ · ★★★★☆]

今まではひなせとしおりとりつの価値観が描かれてきたけど、そこに友達たちの発言が加わって、ギャップを感じたり、納得する部分もあったように感じる。同性だから好きじゃなくなるわけじゃないけど、同じ好きではなくなるかもってのも何となくわかるな。ひなせは選ぶのを常に恐れているように見えるけど、みんなの話を聞くと職業ややりたいこと、好みで選んだり、気が付いたら性が変わってたりすると聞いて、どう感じたんだろう。希望しなくても幼虫が蝶に変わるように、少しずつ変化しようとしているひなせの身体もこのまま変わっていくのかな。