【感想・ネタバレ】エヴェレストより高い山 登山をめぐる12の話のレビュー

あらすじ

おんぼろミニバンで世界を巡り、酒場でけんかに明け暮れるアウトロー登山家。視界ゼロで三千メートル級の山に客を運ぶ、命知らずの飛行機乗りなど、クライマーたちの奇怪な生態を描いた痛快登山エッセイ12話。解説は角幡唯介氏。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

WILDERNESS AND RISKが面白かったので、クラカワーの過去作品も読んでみようと手に取った1冊。12編のルポを収録しているがどれも非常に面白い。

ド直球山岳ルポである表題作以降の後半4作品がメインディッシュなんだろうけど、個人的にはまっているボルダリングの話「ギルー伝説の男」や下界での山男の日常を切り取った「シャモニの休日」など、変化球的な話も実に面白い。

強いてあげれば、2000年刊行の版で角幡さんの解説がなかったのは残念。それと用語解説に「ブーツ・アックス・ビレイ」がなかったのはなんでやろ(笑

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2025年11月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

本屋で見て、何となく購入。そういう直感で選んだ本は面白いことが多いが、本書もそうだった。
ヒマラヤ、アルプス、マッキンリーといった高所から、ボルダリングに近いような岩山まで、登らずにはいられない登山家たちの一風変わった行動、精神、そして悲劇まで、山にまつわる様々なエピソードがバランスよく綴られている
イクストリームな登山をあきらめ、作家となった著者の他の本も読んでみたくなった。

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2018年07月27日

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