【感想・ネタバレ】異世界落語 2のレビュー

あらすじ

グランドジャンプでコミック化! 今度の異世界落語は涙腺崩壊!?林家たい平師匠も嫉妬する一福の名人芸に笑って、泣け!

手違いで異世界に召喚された現代の噺家、楽々亭一福。
彼の「異世界落語」はサイトピア城下で人気を誇っていた。
魔法使いが辻斬りの戦士に胴を斬られて真っ二つになる『胴斬り【胴斬り】』。
剣士が必殺技の名前を師匠につけてもらう『エターナル【寿限無】』。
謝霊祭のお祭りの出店を巡って孫に翻弄される祖父を描いた『謝霊祭【初天神】』等、
多くの落語を異世界落語にしてターミナルに浸透させていく一福。
そんな中、十数年振りにサイトピアに帰ってきた一人の老騎士がいた。
彼の名はアルステッド。以前は勇敢な剣士としてターミナルに
その名を轟かせた男だが、いまや酒浸りの日々で、かつての姿は見る影もなくなってしまった。
一体、老騎士に何が起きたのか────。
物語は老騎士の「過去」を軸に急展開を迎える。


朱雀 新吾(スジャクシンゴ):福岡県在住。関西大学卒業。大学時代は落語研究会に在籍。卒業後は伝統芸能に関わりたいとの思いから劇場などで大道具として働くかたわら、小説の執筆に勤しむ。

深山 フギン(ミヤマフギン):漫画家・イラストレーター。主なコミック作品に『オーバーロード』『未来デリバリー 小さなアシモフと緑の忘れ物』など。

柳家 喬太郎(ヤナギヤキョウタロウ):『今おもしろい落語家ベスト50』(文藝春秋)では第1位に選出されるなど、現在の落語界を牽引する一人。“今もっともチケットの取れない落語家"とも言われる。1963年東京都生まれ。 書店勤務を経て、柳家さん喬師匠のもとに弟子入り、落語家の道に進む。 2016年には映画『スプリング、ハズ、カム』で初主演を果たすなど活動の幅を広げている。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

一巻で確立した世界観、構成を上手く使って、現実の定番落語(寿限無や芝浜)をハイファンタジーに落とし込んでいる。

また、本巻にでてくる一連のネタを、一人の老騎士の過去にオーバーラップさせる構成も綺麗にまとまっている。

歴戦の勇者を戦慄させるプロ魂を見せる、イップク(職業:落語家)は本巻も絶好調。

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2018年05月12日

購入済み

噺は語りまで噺でやって欲しい

宮戸川長過ぎでしょう。
他の噺でもそうだけど、長い噺は特に、語りのところが説明になってるので、噺が白ける気がする。

0
2021年04月19日

Posted by ブクログ

胴切り、寿限無、まんじゅう怖い、初天神、竹の水仙、芝浜、宮戸川

軽重あるものの有名どころの翻案ですか

0
2020年11月24日

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