【感想・ネタバレ】ガラパゴス 下のレビュー

あらすじ

貧乏の鎖は、俺で最後にしろ。

二年前、都内団地の一室で自殺に偽装して殺害された沖縄県宮古島出身の非正規労働者・仲野定文。警視庁捜査一課継続捜査担当の田川信一は、仲野が勤務していた三重県亀山市、岐阜県美濃加茂市を訪れる。そこで田川が目にしたのは国際競争に取り残され、島国で独自の進化を遂げる国内主要産業の憂うべく実態だった。仲野は、過酷な労働環境のなかでも常に明るく、ふさぎがちな仲間を励ましていたという。田川は仲野殺害の背景に、コスト削減に走り非正規の人材を部品扱いする大企業と人材派遣会社の欺瞞があることに気づく。
これは、本当にフィクションなのか?
落涙必至! 警察小説史上、最も残酷で哀しい殺人動機が明かされる。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

社会派刑事ものの下巻。どぶ板刑事である田川の真摯で執拗な捜査がやはり刑事ものの醍醐味だと思う。そして捜査により浮かび上がる犯罪と、犯罪に至る人間を作った社会が次第にが浮かび上がる。池井戸作品なら黒幕をとことん追い込みスカッとさせる場面まで描かれそうだが、この小説の肝は政治により労働者の二極化した社会の闇であって、それこそ黒幕は政治にあるわけで、本当の悪は裁くことができない遣る瀬なさが残る。車やテレビ等を引き出して政治の拙さにより諸外国に比べ成長率が著しく鈍化した状況の改善はあるのか。ハイブリッド車については昨今のEV離れにより世界的に認知度が上がっていると聞くが日本メーカーの復興を期待したい。

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2026年10月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

やや冗長だったなという印象。特に派遣労働者の実態、ハイブリッド車に関するくだり、事件の根幹に関わっているので分からなくはないが、そこまで執拗に書く必要が…?と思ってしまった。後半で実行犯から犯行時の自白を引き出すあたりは臨場感があって良かった。

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2024年03月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

いわた選書5・6冊目
何でこの本を選んでくれたんだろう?と毎回考えている

加害者にも背景があります系のストーリーはやっぱりしんどい(実世界だとそういうことが多いだろうけど)
田川は清村のことを自己中心的だと責めていたけど、どうして責められるんだろうと思ってしまった。私は同情してしまう、、、、

スキャンダルを暴いても大企業がひっくり返ることはないんだなあ、恐ろしい

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2024年02月28日

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