「いじめ」「体罰」「モンスターペアレント」など、学校生活における問題が絶えない昨今、教師と生徒のあるべき姿とは一体…?
女子校を舞台に、担任いじめが横行するクラス・ 1年A組を担任することになった教師・自見太郎(童貞)がその独特の教師観で問題児たちを教育していく物語。
赴任初日から始まるいじめの連続…。生徒という立場を利用した卑劣で狡猾なやり方がとにかく汚い!
ちなみに私は1年A組みたいなクラスだったら秒でやめます。(by.作者・英貴)
モデルとして芸能界で活躍する女子生徒にハメられ、強姦の疑いをかけられる自見先生。
しかし教師として、男として立場の弱い彼が、この圧倒的理不尽に立ち向かう姿に感動します…!
問題児達を“熱血さ”ではなく“真面目さ”で更生させる、女子校再生ストーリーがアツい!
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Posted by ブクログ 2023年05月26日
表紙が怖いこの娘は1巻で既に陥落済み。
話の展開と表紙の展開がちょっとずれているのが惜しい。
今回もわりとチョロい生徒相手に教師のほうの闇が深そうと引っ張る感じかな。
まあでもオチ次第でいくらでもひっくり返るけどまだまだ。
抱えている問題は違うけど
匿名 2023年01月26日
1巻と大きく流れは違わないように思えましたが、次巻からは少しずつ教師のほうの秘密が開示されて行きそうで期待できました。
本人が空っぽなのに、小田さん、本当にそれを見ようとしていないだけっぽいです。
そういう意味では親が政治屋というだけの、他の娘さんも同程度というか。
ちょっと女の子たちが、高校生にしても本当に子どもにすぎるような。作者も意図的にそう描いているのでしょうが、色んな意味で残念です。
Posted by ブクログ 2020年08月31日
読み進めれば読み進めるほど学級崩壊を推し進めるつばきのグループより自見の方がとんでもないモンスターに見えてくる……
この巻でモンスター生徒として描かれるのは小田真紀。ただ、彼女については教室内で問題行動を起こすことが少なく、且つ桃との対立が中心となって描かれた為か、自見が前面に出てくることは少なく...続きを読む
立場が逆転してからはいじめの対象となった桃、つばきのグループにおいて立場の弱い真紀。危うい立場の二人が繰り返しバチバチやる様子はまるでそんなことより自分の将来をもっと考えろと誰かに促されているかのよう
この問題の中で自見の目立った発言といえば、留年したくなければ勉強を頑張れとか、化学の課題を提出しろとか
それらの発言は場の空気を全く読んでいないものに見えるけれど、もっと大きな視点で見ればまずは心の問題よりも学業をどうにかしろというのは教師として当たり前の発言……ではないような気がするな、やっぱり
ただ、それによって桃は奮起したわけで。更には自見の対応に憤った真紀が本性を晒す羽目になり……。ある意味自見にとっては目論見通りとも言える展開
そこからの暴走は想定外だったかもしれないけれど
暴走した真紀に救済の言葉を投げかける自見。これが桃や茉莉であれば心開いてくれたかもしれないが、真紀は空虚な心のまま強がろうとしてしまった
最初の段階で差し出された救済を受け取っていれば救われたかもしれない真紀。このまま救いなく切り捨てられるだけなのだろうか……
というか、残業時間が限度に達したから「付き合いきれません」とか、この教師やっぱりとんでもないな!