あらすじ
大人気シリーズ第7弾!善治郎とフレア姫が急接近! 女王アウラはどうなる……!?
結婚式に出席するため、ガジール辺境伯領へとやってきた善治郎とフレア姫。
そこで待っていたのは、ガジール辺境伯家次女と名乗る少女ニルダだった。
アウラからの事前情報では、ガジール辺境伯家の娘はルシンダ一人のはず。警戒感を抱く善治郎。
その数日後に問題が発生する。ナバラ王国使節団の騎士ライムンドが、誤って立ち入り禁止区域に足を踏み入れてしまう。
その一件をきっかけに事はは次第に大きくなっていく。
事態の悪化を回避するために、善治郎が奮闘。問題解決の策をフレア姫に要請する。
そのことで心理的な距離が近づいたフレア姫は、善治郎に対するほのかな恋心を自覚するのだが―――!?
渡辺 恒彦(ワタナベツネヒコ): 北の大地で生まれ、育ち、暮らす。小説投稿サイト「小説家になろう」で発表した「理想のヒモ生活」が、永きにわたって総合ランキング1位に輝く。
文倉 十(アヤクラジュウ):古都で生まれ、育ち、現在は東京で暮らす。『狼と香辛料』(電撃文庫)など、人気作品のイラストを数多く手がける。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
ウップサーラ王国のフレア姫をパートナーにガジール辺境伯領に結婚式出席。フレア姫との仲が深まり側妃へ近づいてる。
善次郎の瞬間移動魔法もやっと習得が見えてきました。
付録『主と侍女の間接交流』
ネット連載との乖離が大きい。ネットでの側妃候補ルシンダは本では花嫁と、登場人物が一緒でもストーリーが全然違って来ていて両方わくわく楽しめます。
Posted by ブクログ
前回に引き続きフレア姫の側室入りを軸に描かれる。まぁなんだかなというところもなくはないが、淡々とした面白さは健在。もうちょっと刊行ペースが早いとありがたいのだけど。
Posted by ブクログ
ゼンジロウ、フレア姫と交流を深めるの巻。プジョル将軍の結婚祝いに、フレア姫を伴い辺境まで出掛けるゼンジロウ。その滞在中の話なので、女王アウラと息子・善吉とはしばしお別れ。
フレア姫が竜を狩り客人に振る舞う様を見たり、辺境伯次女を守るためにフレア姫に助力を請い王族としての務めを果たそうとするなど、ゼンジロウとフレア姫の絆を深める一巻だった。日本人のゼンジロウが理解できる貴族社会の面倒くささと、サラリーマンとしての経験からくる判断力とで、政治的に難しい問題を悩みつつもなんとかしようとする意気がこの物語の面白いところと知りつつ、読んでいて疲れる。こんだけ自分で自分の首を絞めちゃあ、側室を持つことは避けられないだろう。