あらすじ
転職のあらゆる不安と焦りに「答え」を出す!・「年収は下がるけど、魅力的な会社」への転職はありか・伸びる仕事、なくなる仕事の見極め方・「中途で入るべき会社」と「新卒で入るべき会社」はどう違うかなどをストーリー形式で一挙に解決! 一生稼げて、心から納得のいく仕事を見つける方法。
...続きを読む感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
キャリアの作り方
伸びてる業界に身を置くのがよい
・マーケットバリューを高める
・伸びてる業界
長い目でみると個人が成長でき、収入も上がる。みんなが生き生きと働いている。
・多くの人はやりたいことが無いのではなく、大人になるにつれ忘れてしまう(給与や見栄などにより、現実的な思考に囚われてしまうため)
Posted by ブクログ
やりたいことが見つからないと嘆く人が多いが、見つけ方の違いだったのだと気づいた。
どうありたいか、being型の思考を取り入れていきたい。
Posted by ブクログ
本のタイトル通り思考法を教えてくれる本であって、転職の具体的な手順や方法を教えてくれる本ではないので、抽象的と思う場面も多かった。が、終盤や作者あとがきにも書いてある、誰もが転職という手札を持てたなら個人だけでなく組織や社会にとっても、ポジティブに働くっていう考え方は素敵だと感じたし、その考え方がよく伝わる本になっていた。
Posted by ブクログ
現在公務員から民間企業への未経験転職を考えているため、何か転職する上で参考になるような思考法を学びたくて購入しました。本書は、転職をする際に自分のマーケットバリューを重要視しており、マーケットバリューを軸に転職することを心がけるようにといった内容が書かれている。
個人的に、未経験転職をする上での、後押しをしてくれるような本を望んでいたが、本書は民間で転職する際に心がけることを説明しているため、現時点での自分のステージに若干そぐわない内容ではあったが、転職を決断し、実際に動いている方にとってはとても参考になる内容であると思う。また、後半部分では、being型の人間(仕事をする上で、どういう状態であるかを意識する人たち)にとって、どういう仕事を選ぶべきか。という内容が書かれており、この部分は、今現在の自分にとってもとても参考になる内容であった。
考え方が覆る。
上司を見て働くか、マーケットを見て働くかが、会社がなくなっても生きていけるか否かを決める。
給料は君が自分という商品を会社に売り、会社がそれを買うから発生している。という思考、大切だと感じた。
自分の市場価値は技術資産、人的資産、業界の生産性の3つの要素から構成され、この3つを結んだ箱が大きいほど、給与の期待値は高い。
仕事とは生まれて、だんだんと消えていくもの。
本当に大切なことは、周りは馬鹿にするが、理屈から考えると正しいことにこそ眠っている。
特別な才能を持たない人間にとって、重要なのはどう考えても、どの場所にいるか、つまりポジショニング。
会社を選ぶ際に重要なのは市場価値だけでなく、働きやすさ、活躍の可能性である。
市場価値を高めていけば、いつでも転職できる、他でも活躍できるし、自ら起業などの選択肢も出てくる。重要なのは、いつでも辞めれる世の中ではなく、対等な立場で相手と接する権利を手にする。ことが重要なのではないか。食べていく力を身につける、自信はそこから生まれる。大事なのは目的。
働く人にとって、自分の会社の商品やサービスに誇りを持てるかどうか。はやはり重要。
転職できる思考法を手にする事で、会社自体にも良い影響を与える。古い体制や古い習慣を壊す破壊力を持つのではないか、と感じた。
どうしても譲れないくらい好きなことなど、殆どの人間はない。楽しめることなんて必要なく、心から楽しめる状態が必要。仕事を楽しむ為には、市場価値がある程度あること。求められるパフォーマンスと市場価値がある程度釣り合ってることは必要条件。ゲームと同じ。
そのうえで、自分への信頼が大切。(自分に嘘をつかないこと) 市場価値を高め、そのうえで迷った時に、自分を嫌いにならない選択肢を選ぶことが重要。
being型の人間にとって好きなことは見つけるものではない、見失うもの。今日まで至るまでに見失ってしまったもの。(得意なことを好きなことに近づけること)
好きなことが見つかったら、自分のラベルにする。そのラベルが仕事を選ぶ1つの判断軸になる。それは市場価値の軸とは違い、心からワクワクするような軸。キャリアとは結局デザインで、デザインとはある判断軸に基づいてやるべきか、やらざるべきかを選ぶこと。
そして最後は腹を括るべきタイミングで腹を括ること。
Posted by ブクログ
伸びている市場に身を置くことが大事。
マーケットバリューは①技術資産②人的資産③業界の生産性の3つで決まる
技術資産・・・経験と専門性。20代は専門性(職種、営業やプログラミングや会計など)、30代以降は経験をとる。専門性は学べば誰でも獲得可能であるし、またセンスや才能が必要だが、貴重な経験は専門性のある人間にしか回ってこない。特に女性は出産する前に専門性を身に着けるべき→いうのは簡単だけど・・・。キャリアがうまくいかないと、出産もできねーな。
普通の人ほどどこで戦うかのポジショニングで勝負できる経験が重要となる。
人的資産・・・会社を変えたとしても仕事をくれる人がどれだけいるか。40代は人脈が大事
業界の生産性・・・飲食やウェディングと金融やコンサル
10年前と全く同じサービスを、同じ顧客に売っている会社を選んではいけない。
伸びるマーケットを見つけるには?
「XX業界 ベンチャー」で検索(転職サイトも)、出てきた企業を片っ端から調べる。設立年度が若い会社がたくさんあり、投資も集まっていれば、それは伸びているマーケットに人と金が群がっている証拠。
業界が30年以上続いていて、その中に非効率があり、まったく違うアプローチで攻めている事業を持つ会社。そのロジックさえ正しければその企業は成長する。周りは馬鹿にするが、理屈から考えると正しいこと。
マーケットバリューが高い人が集まるところの方が、長期的に見て働きやすい場合が多い。自分はどんな情報があれば整理できるかを明確にすること。今低い人は活躍の可能性を見た方がいい。面接で、今活躍している人やその理由、どんな人物を求めていてどんな活躍を期待しているのかなど。
いいベンチャーを見極めるには?
競合はどこか?競合「も」伸びているか?現場のメンバーは優秀か?
いいエージェントとは
・どこがよかったか、入社するうえでの懸念点はどこかをフィードバックしてくれる
・案件ベースのいい悪いではなく、自分のキャリアにとってどういう価値があるかという視点でアドバイスをくれる
・企業に回答期限の延長や年収の交渉をしてくれる
会社選びで見る点
中途を重宝できるカルチャーがあるか、自分の職種が会社の強みと一致しているか
BtoBの企業は経営陣や主要メンバーのバックグラウンド(前にいた会社や部署)を確かめる
全員がやりがいを追い求めなければいけないわけではないが、これからは好きなことを仕事にする人が増えていき、嫌々仕事をしている人は減っていくのでは。
給料が低くてもテレビやウェディングや美容師の人気が絶えないのは、仕事にクリエイティブな要素がありやりがいを感じやすいから。
to do(コト、何をするのか)に重きを置く人と違って、99%の人はbeing(状態、どんな人でありたいか)に重きを置く。その人たちには、心からやりたいことなんて必要ない。何を重視するかの価値観の違いであり、妥協ではない。
具体的には、
自分の状態・・・環境に対して自分が適切な強さ(マーケットバリュー)であるかどうか。仕事を楽しむためには「マーケットバリューがある程度ある」「求められるパフォーマンスとマーケットバリューが釣り合っている」ことが必要。そして、自分に嘘をつかない。
環境の状態・・・緊張と緩和のバランス。いい緊張が3つ以上あるか。
being型が好きなことを見つけるには?→得意なことを好きなことに近づける
・他の人から上手と言われるが自分ではピンとこないもの
・普段の仕事で全くストレスを感じないこと
好きなこと、夢は見つけるものではない。ここに至るまでに見失ったもの。