続きが気になりすぎて、久しぶりにイッキ読みしてしまいました。
灰嶺中学2年D組には、誰かが作った「序列」が存在します。ある日、その序列の1位である人気者、 姫山椿が突然自殺してしまいます。その葬儀の帰り、教室に戻ったクラスメイト達の机にはなんと、死んだはずの姫山椿からの「遺書」が置かれていて...!?
遺書が本物なのか、そして、なぜ姫山さんは自殺してしまったのかを明らかにするために、2年D組のメンバーは互いの遺書を公開し合うことにします。
一見するとクラスメイトへの感謝の言葉がつづられている手紙のようにも見える遺書なのですが、内容を公開し、クラスメイトで意見を交換するにつれて、遺書の裏に隠されたメッセージが見えてきます。
自分の都合の良いように遺書を解釈してしまったり、保身のために他人を責めてしまったり、欲で周囲の人を振り回してしまったりと、クラスメイトの本音やドス黒い感情が露わになっていく展開にドキドキとハラハラが止まりません!
遺書が公開される度に姫山さんの自殺の原因に様々な可能性が浮上して、展開が二転三転していくので、あっという間に最後まで読み進めてしまいました。
ミステリーや人間関係ドロドロ作品が好きな人にオススメの作品です。
感情タグBEST3
クラス1の人気者の椿が、学校のトイレで自殺。
その後クラス全員あてに遺書が届く。
椿は何故自殺したのか、遺書は誰が何の目的で書いたのか、クラス全員で遺書を公開していく中で、次々と出てくる闇。
真相は明らかになるのか?
次々と人が死ぬような話ではなく、一人の生徒の自殺について突き詰めていく...続きを読む話が、あまりない内容で、また、個々の生徒の闇もリアルで、毎回引き込まれます。
どういう結末になるのか楽しみです。
ひとつの事例を複数の視点から見たときの解釈が巧みで、読んでいて面白いです。
たった一言を二つの視点から解釈して、両方ともつじつまが合っているってすごいと思いました。
Posted by ブクログ 2018年08月19日
クラスメイトの自殺の理由を探るべく、クラス全員に宛てられた遺書公開を続行。
一巻は236頁くらいあったのに、二巻は190頁くらい。ページ削減のためか、テンポが少し悪く、物足りなく感じる。
(ネタバレあり)
遂に「遺書を奪う」という生徒が出てしまう。
しかしあんな堂々と奪ったら後々暴露されることは確...続きを読む実。嘘も早々に論破されるし、奪ったのに遺書処分しないでばれるし、すぐ本性表すし赤﨑はバカなのか?
それとも何か目的が…?
序列を気にする黒瀬が小物すぎて笑えるわ。
あまり物語が進展しなかったな。もうちょっと展開してくれてもいいのに。
そして残念なのが、推しメンがなかなか見つけられない。
今のところ池永くんが主人公っぽくて安パイだが。
各キャラをもう少し魅力的に書いてほしいですね。
Posted by ブクログ 2018年08月08日
まだまだ真相には辿り着けない。むしろ余計に怪しいヤツが増えてきた~!続きが気になる!サクサク読みたいけど進みが遅いな。クラス全員分の手紙を読むにはどれくらいかかるんだろう。