あらすじ
全力でオタク人生を生きていたら、ひょんなことから1996年にタイムスリップした女子・城之内はとこ(30)。友だちと同人誌を作り、ついにイベントへ参加したはとこだが、その帰り道、土手から転げ落ちてしまう。目覚めたはとこが目にしたものは、夢か現か……東京ビッグサイト! まさか現代へ戻った―――!? 1996年に跳んだオタク女子のタイムスリップ・レジェンド!
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本作の主人公は、30歳のガチオタフリーター・はとこ。
ひょんなことから中学時代にタイムスリップしたはとこが、当時思い描いていた「マンガ家になる」という夢にチャレンジしていく物語です。
ガチオタフリーターにとって、中学時代は至福!
なぜなら、
・働かなくても生きていける!(なぜなら義務教育中の中学生だから)
・時間はたっぷり!(なぜなら働かなくていいから)
・健康な体!(なぜなら中学生だから)
・健全な精神!(なぜなら中学生だから)
どこまでもポジティブなはとこは、30歳の経験・知識・感性・画力を駆使して、逞しく、楽しく、日々を過ごします。
好きなことにとことん一直線!
現実も妄想も全部が糧!
はとこの「好き」のエネルギーがとにかく高い!!!
友人関係も、家族関係も、勉強も、当時は大切だったことに気付けなかったからこそ大事にしようと思うようになったり、自分の夢を叶えようと努力したり、戻らないものを再び手に入れられるはとこがちょっぴり羨ましく思います。
当時のオタク文化を懐かしく思いつつ、自分がタイムスリップしたとしたらどうすごすのかを妄想しつつ、はとこのチャレンジを応援したい作品です!
感情タグBEST3
タイムスリップしてきた時点で何かが変わるのは必然というか、仕方のないことなんだから受け入れて楽しく過ごしても良いのに...と思っちゃう。
30歳の時は引きこもったり周りと話さない生活だったけど、元々が優しい人なんだろうな。
長谷川がすっかり良い友達になっていて良かった。
漫画やめずに家族ともギスギスせずにいけると良いけど....
また一波乱?
はとこが前の人生と比べてお母さんとうまくやってきた中で
行き違いが発覚してどきっとした。
このままはとこには自分の道を貫いてもらいたいなと思う中で
お母さんと向き合う中で自分の意志は強そうなところは安心もする。