本作の主人公は、30歳のガチオタフリーター・はとこ。
ひょんなことから中学時代にタイムスリップしたはとこが、当時思い描いていた「マンガ家になる」という夢にチャレンジしていく物語です。
ガチオタフリーターにとって、中学時代は至福!
なぜなら、
・働かなくても生きていける!(なぜなら義務教育中の中学生だから)
・時間はたっぷり!(なぜなら働かなくていいから)
・健康な体!(なぜなら中学生だから)
・健全な精神!(なぜなら中学生だから)
どこまでもポジティブなはとこは、30歳の経験・知識・感性・画力を駆使して、逞しく、楽しく、日々を過ごします。
好きなことにとことん一直線!
現実も妄想も全部が糧!
はとこの「好き」のエネルギーがとにかく高い!!!
友人関係も、家族関係も、勉強も、当時は大切だったことに気付けなかったからこそ大事にしようと思うようになったり、自分の夢を叶えようと努力したり、戻らないものを再び手に入れられるはとこがちょっぴり羨ましく思います。
当時のオタク文化を懐かしく思いつつ、自分がタイムスリップしたとしたらどうすごすのかを妄想しつつ、はとこのチャレンジを応援したい作品です!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2023年07月16日
3巻目にしていまさらタイムスリップの考察始めたり、時間への影響を気にし始めたりしている。
ということは今まで全く何も考えていなかったということか…暴走機関車恐るべし。
死んだばあちゃんに優しくする話とか、見ているだけで辛いなあ。
Posted by ブクログ 2018年04月14日
えっ、帯の裏に小説だと… はとこ無事でよかったな。菜々子お姉さんのお部屋はヲタ的には素敵部屋。「でもオタクは無職じゃやっていけねぇでござるからな!!!」は全力で同意。だって、俺たちは公式のATMだからな!問題は担任にどこまで話を聞かれたのか、だ。