【感想・ネタバレ】月に笑う 下【イラスト入り】のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

これは傑作でした...
木原先生がそんな簡単にハッピーエンドにしてくださるわけがないですよね。
上巻で油断していたので心がズタズタにされましたが、最後は本当によかったです。
二人に幸あらんことを...

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2023年11月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ふと、読み返したくなる本。
BL小説のなかでも好きな木原先生、の作品の中でも上位に入る。

木原先生は"なぜこの人じゃないとだめなのか'を描くのが本当にお上手!!路彦と信二、お互いを想う言葉に毎度涙です。





"「僕のことを好きでいること、怖がらないで。大丈夫だから。もう怪我するなんてヘマしないから。寂しい思いはさせない。たとえ僕が先に死んじゃっても、一緒にいたことを後悔させない。僕を大好きなこと後悔させないから」
路彦が、山田の頬を撫でて微笑んだ。
「おかえり」
優しい声に、指先が震えた。
「僕のところに、おかえり」" (下巻 p.272)

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2013年11月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

上下巻の感想をまとめて以下に。
他に頼る者のいないいじめられっ子中学生路彦が下っ端ヤクザの信二に惹かれ、信二もまた路彦の存在に癒され、そんな二人の関係が発展していくのがものすごく自然だった。
いじめられっ子で泣き虫なチン彦もかわいくて好きだったので下巻の表紙絵だけ見てもちょっと動揺したくらいだったけど、いざ読んでみれば全く抵抗なく、むしろチンピラヤクザ攻め×いじめられっ子体質受けからの下克上は意外性もあって正直凄まじい萌えがあった。成長した路彦の逞しさと、根っからの悪にはなりきれない信二の良くも悪くも弱い部分、それが顕われたのがあの廃車の中から信二がかけた電話にあった路彦への「助けて」だった。それ以降はもう弱くて危なっかしい信二がかわいくて仕方なく、路彦は路彦でそんな信二さんを守る頼りがいのある男前になっていてびっくりするくらいかっこいい。
最後は助長に感じなくもないけど、信二と路彦が大好きになっていたのでハッピーエンドが見られて良かった。

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2013年04月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

私もそう思った、、、というのが一番に抱いた感想です!
路彦がとても大人だし男になってたいたので星4。

信二は相変わらずで読んでるとぐぬぬ…となるけど、憎めないというか何というか。
木原さんが書く一途だけど一癖あるキャラすきだなぁ
飛んで逃げ回りょんのに初夜迎えて一晩中まぐわいまくる路彦が最高に良かった!

どんなオチになるか少しハラハラはしたけど紆余曲折を経ての平和エンドでほわ…となりました。
これから月に笑うバレンタイン編を読むぞ

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2019年10月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

上巻は導入部だと思ってたら、本当に見事に導入で、あの静かすぎる
展開は下巻へと続く嵐の前の静けさだったわけですよやっぱり。
下巻のジェットコースター展開は、もはやBLのお約束をことごとく
無視しまくる木原節によって、具合が悪くなりそうでした。

この話の凄いところは、友情だったふたりの関係が、親愛を経て恋愛へと
移行していく様が、もの凄く自然に描かれていることに尽きます。
つっかかりも疑問も感じさせないくらい、本当にふたりが自然に気持ちが
近づいていって、その描写が自然でリアル。現実のどこかにありそうな
くらい。

煮え切らない感じも否めないですが、面白かったです。
読後の疲労感も結構強めですが、ほっこりとします。
気になるのは、その後の惣一さんなんですが、こちらは同人誌の方でも
書かれているようなので、そのうちスピンオフとしてノベルズになれば
いいなー…と。

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2012年05月01日

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