あらすじ
ジェイクとともにクリスマスをロンドンで過ごし、経営するクローク&ダガー書店に戻ったアドリアン。義妹のナタリーと従業員のアンガスの関係に時差ぼけの頭を悩ます彼の前に現れたのは、かつてアドリアン所有の敷地内で起きた殺人事件で知り合ったケヴィン。消えた恋人を探す彼はアドリアンに救いを求める。同じ頃、ジェイクにも失踪人捜索の依頼が――!? アドリアン・イングリッシュシリーズ番外篇「So This is Christmas」ほか「雪の天使」「欠けた景色」を収録した短篇集。
※「So This is Christmas」は『[単話版]So This is Christmas』として配信している作品と同じ内容となります。
※「雪の天使」は『雪の天使 Icecapade』、「欠けた景色」は『欠けた景色 In Plain Sight』として配信している作品と同じ内容となります。イラストは草間さかえ先生です。
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Posted by ブクログ
アドリアンとジェイクのその後が読みたくて購入。
このふたりの物語のエンドとして、これ以上のものはない!ってくらいのハッピーエンドでした!
ジェイクはすごく変わりましたね…本編中、何度罵声を浴びせて殴ってあげようかと…。
この物語途中、ジェイクが不意の言葉でアドリアンを傷つけて謝ってからのリバ展開、に激烈に萌えました。このふたりに限ってはリバらんのだろうなと思っていたもので、びっくり&歓喜。
もうふたりに会えないのは寂しいけれど、これ以上の物語はないよね、と納得です。
他の短編もとってもよかったです。
Posted by ブクログ
・元FBI捜査官×元宝石泥棒
・警部×FBI捜査官
・アドリアンシリーズ続編
3本仕立て。
アドリアンシリーズ目当てだったけど思いの外短編2作が面白く、続編(両カップルの幸せな蜜月)が読みたくなる作品。
・ジェイク×アドリアン
好んで読まないリバ展開があまりにも突然で困惑したけど、性描写が上手くて不快なく読めました。こうやってジェイクがアドリアンを受け入れるのも愛情の現れなんだろうな…。
ジェイクが色々な柵を失ったことで隠す必要がなくなったのか、アドリアンへの素直な愛と愛情深さが言動から感じられ嬉しくもあり。
1巻から続くジェイクの頑なな言動・恋のスパイスとしては一癖ある展開にこの2人本当に幸せになれるの?とずっとヤキモキしていたけど、本作のラストにようやくホッとしました。