あらすじ
アイヌの妻、幼い息子、白き巨狼と共に山中で暮らしていた権介が、突然放浪の旅に出た。その旅先で砂金掘りをしている女性アキカゼと出会い、苦労の末に伝説の金塊を手に入れる! だが、執着を知らない権介は金塊を妻の父に預け、アキカゼを連れて妻子との生活に戻るのだった。やがて、成長した息子・元介は、やくざの親分・鐵五郎との仲を深め、権介から離れていく――。
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Posted by ブクログ
浅草篇→蝦夷地篇→北海無頼篇と続く三部作の最終巻。
色々と超越している権介、元介はともかく、不器用で弱くて人間くさい茂吉がどうなるのか知りたくてずっと読み続けてきた。
ラストは涙無しでは読めない。間違いなく傑作。