【感想・ネタバレ】スキャナー・ダークリーのレビュー

あらすじ

カリフォルニアのオレンジ郡保安官事務所麻薬課のおとり捜査官フレッドことボブ・アークターは、上司にも自分の仮の姿は教えず、秘密捜査を進めている。麻薬中毒者アークターとして、最近流通しはじめた物質Dはもちろん、ヘロイン、コカインなどの麻薬にふけりつつ、ヤク中仲間ふたりと同居していたのだ。だが、ある日、上司から麻薬密売人アークターの監視を命じられてしまうが……P・K・ディック後期の傑作、新訳版

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Posted by ブクログ

ネタバレ

潜入麻薬捜査の胸糞さも良いが、ヤク中のとりとめのない会話や更生施設の様子が良かった。
ドナがコカコーラのトラック撃つところがサイコーだけどマイクと打ち合わせしてるときは普通にドナがコーラ飲んでて、掴み所ないなと思った。

ディック自身の経験が多いに生かされているので巻末に軽く触れてくれているのがありがたかった。
映画は未視聴。どうなんだろう…。

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2017年10月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

自身やその仲間がドラッグ中毒だったことの思いも込めてるだけあって、重い。
あとがきを読むにつけて思うのは、一度内臓がボコボコになったらダメなのかなーという感想。
最初のほうはちょっと読みすすめ辛かったかも。

「死者はわれわれのカメラなんだ」

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2011年10月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

フィリップ・K・ディック

人格が2つ、3つと増えていく主人公。
麻薬と仲間、監視。

ディックの小説の特徴だろうか、後半の勢いがすごい!

最初は、少し退屈していたが
半分過ぎたあたりから面白くなっていくから
読書ってのは、途中でやめるのもいいけど、
この作品のようなこともあるから
一応最後まで読んだほうがいいな

って思わせた作品でした。

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2011年06月10日

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