あらすじ
日本の戦後史は、アメリカからの圧力を前提に考察しなければ、その本質が見えてこない。元外務省・国際情報局長という日本のインテリジェンス(諜報)部門のトップで、「日本の外務省が生んだ唯一の国家戦略家」と呼ばれる著者が、これまでのタブーを破り、日米関係と戦後70年の真実について語る。
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Posted by ブクログ
戦後の外交史を対アメリカ追随路線、対アメリカ独自路線を
軸に展開。歴史教育では駆け足になってしまう(それさえも何か思惑があるのか?)部分を重点的にわかりやすく解説。
今日現在の外交問題と結びつけて、何度も読み返したい。
Posted by ブクログ
政治寄りの内容。
アメリカに従わざるを得ず、不平等でありながらも強く指摘することが出来ない日本。反対に、守ってもらっている恩恵もある。
建前上、アメリカに楯突いても日本に力が無いので上手く従順さを見せる必要はあるが、内部では国力をつけ、本当の意味でアメリカと肩を並べられるだけの外交力は必要。
その国力アップで先頭を切るのは、日本の企業であると考える。日本国民もアホではないので、きちんと心を掴むビジネスで国民の気持ちをまとめ、生産性を高め、本質・真実を学び、他国に対して自分の意見が言えるようにならなければならない。
その上で、政治家がクリーンになり無駄話を辞め、本当に国のため、日本国民の為に動ける人物をリーダーに据えるべき。