【感想・ネタバレ】Redのレビュー

あらすじ

夫の両親と同居する塔子は、可愛い娘がいて姑とも仲がよく、恵まれた環境にいるはずだった。だが、かつての恋人との偶然の再会が塔子を目覚めさせる。胸を突くような彼の問いに、仕舞い込んでいた不満や疑問がひとつ、またひとつと姿を現し、快楽の世界へも引き寄せられていく。上手くいかないのは、セックスだけだったのに――。『ナラタージュ』の著者が官能に挑んだ最高傑作!

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

初めて読んだ島本理生さんの本。よかった。感情の描写がリアルで丁寧で読み応えがある。子育て、不倫、性、社会復帰など女性に響く内容。

0
2025年09月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

夫、2歳の娘、姑、(義父)、と暮らす、一見幸せそうな女の話。仕事を辞めて専業主婦になったこと、夫が鈍感すぎること、セックスレスなこと、義母義父義母姉らとの関係など、悩みは多い。そんなときに友人の結婚式でかつての恋人に遭遇し、彼によって肉体的にも精神的にも満たされて、夫や夫家族との関係に疑問を持ち始める。

0
2025年08月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

塔子が自分自身と闘う姿は妙に理解できて応援してしまいました。鞍田さんは塔子と永く一緒に居られると思わなかったからのラストなんだろうか。最後まで何だか切ない。

0
2025年05月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

仕事も、1人の女性としての尊厳も奪われて、
翠ちゃんの母としてのみ生きる塔子。

何もかも奪っていく夫に対して、
何もかもを与えてくれる鞍田。

母であるけれど、女性であり、1人の人間であるという、バランスが塔子の中で完全に崩れてしまっていて、それを埋めてくれる鞍田と不倫関係に走るのは必然なのかなと思いました。

しかも、塔子は割と恋愛体質というか、欲しがりで小鷹とも関係を持とうとするし。。
きっと母親からの言葉が呪いになっていて、男性から好意を持たれる自分が好きなのだなぁと。。

母親との関係性や、
前職でのコンプレックスもあって、
塔子は真を愛していたから結婚したのではなく、
幸せそうな家庭像と結婚したんだなと思いました。

私が引っかかっているのは、翠ちゃんの親権の話。
本当は親権を放棄しても良いと思ったのかなぁと。
母であることを辞めようとしたのかなって、なんとなく思います。

翠ちゃんには、親権を取られないようにするための戦略って言っていたけれど、実際には翠ちゃんを置いて家を再び飛び出しているし。

本当に翠ちゃんを愛していたのかなって、思ってしまう。
翠ちゃんがいなければ、離婚して鞍田と過ごせたのにって、本には書いてないけれど、多分思っただろうなって。

それでも、鞍田への想いも諦めて、
翠ちゃんを真と育てることにしたのだから、
結局母に回帰したのだなと。。

このあたりの感情変遷を追うのが難しかったです。。


鞍田は最後一人で可哀想だけれど、
本当のところ塔子は鞍田も愛していなかったのかな、なんて思います。
女として求めてくる鞍田が好きで、鞍田に愛される自分が好きで、溺れていただけかなと。

だから、思わせぶりしていたのは塔子なのでは、なんて思ってしまいます。
鞍田は最後の方で、期待させないで、って言ってるし。


この作品の中の塔子はブレブレなのだけれど、
それは塔子が母であること以外の、
女性であり、1人の人間であるということを取り戻しにいっているから。

エピローグの塔子は、鞍田に再開する前とは別人のようです。塔子はちゃんとバランスを取り戻せたんだなと思いました。


塔子は女性としての自分、
仕事ができる自分が、好きだったし、
大切なアイデンティティだったのかなと。

塔子が不倫を経て、
自分を取り戻しにいく、そんな物語に思えました。

全く知らない女性の人生を覗けたようで、
面白かったです!

0
2025年04月01日

ネタバレ 購入済み

女性目線で書かれた官能小説

映画をみてから、本作を読みました。
映画と違った締め方で、ホッとしました。

夫以外の男性を好きになった女性には、涙を流さずにいられない作品でした。
映画より、本作の方がリアリティで、よかった。

0
2023年01月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 面白かったです。

 最後はどうなるのかと、少しハラハラしながら読みました。小さい子供がいるので、塔子の辛さが痛いほど分かりました。夫の言動は終始イライラさせられ、最後まで結局、根本的な改善は認められなかったので、きっぱり別れて欲しかったです。

 島本さん作品、面白いです。
少しずつコンプリート目指していきます。

0
2025年10月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

最後、思わず「えっ?」と声が出た。
あんなに離れ難い相手だった鞍田さんと、何でこれで終わるの?鞍田さんも治療がうまく行ったのに、これまでのしつこさはどこに行ったの?
個人的には、塔子と鞍田さんが結ばれてほしかった。
子供の時には親から降り注がれていた無条件の愛情を、大人になると浴びる機会が減る…、いや、全大人じゃなくて、私自身がその不足を感じているから、優柔不断で自制心に欠ける塔子に苛つきながら、彼女の気持ちに共感を覚えるのかも。
鞍田さんみたいにどんな時も思ってくれる人と、不器用だけど大切に思っている真がいる透子が羨ましい。

0
2025年03月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

映画見てから小説読んだ

官能的でとても濃厚でした
映画では2人が美しくて圧巻されたが
小説ではもっと深く塔子がはまっていく姿が
印象的で魅力的だった

女として生きるのか親として生きるのか
葛藤していたが私は子供のことを思って
戻ってきてーって思った

夫のことばかり強く言うのは
少し違うかなと思った
性に関して自分の本音を言うのは
恥ずかしいしむずかしい
分かってもらえるのはもっとむずかしい
けどコミュニケーションって大事だなって
思った

0
2025年11月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

現実でも、創作物の中でも、不倫が溢れているのは何故だろうと考えた。いけないことだと分かっているのに。だからこそスリルや甘美さを求めて……と結論づけてしまうのは浅はかだと思う。人間は、自分のことを分かってくれている、と思う人の前で息がしやすいものだから。

主人公のことは最初、あまりにも迂闊で、どうしようこのまま500ページ読めるかな……と冷めた目で眺めてしまっていたのだけど、後半しっかりと向き合っていて、更にはエピローグで娘に視点が交代していたのがとてもよかった。結婚すると、恋愛は当人だけの問題じゃなく他人を巻き込むものだから。

読み終わって、タイトルの「Red」はどういう意味だろう?と考えた。赤……という色で、思い出した印象深いシーンがあった。続けて「一瞬でも本気になれたら、十分じゃないの」という台詞を思い出した。そういうことだろうか。

0
2025年07月29日

「小説」ランキング