あらすじ
★★★おかげさまで12万部突破★★★
最近、ゆっくり休めていますか
読者の声、続々届いています! 読者ハガキを送って下さった皆さま、ありがとうございます!
・悩んだり迷ったりしたときに読みたい。ずっと手元におきたい(70代女性)
・何度も読み返しています。心にぐっときました(20代女性)
・大変読みやすく生きるヒントになりました。座右の書にもしておきます(80代男性)
・自分の中で何かが吹っ切れた。明るくなりました(20代女性)
・ゆっくり力をぬいて生きることにしました(80代女性)
東大病院救急医療の現場で15年、
人間の生と死に向き合ってきた医師が、
ストレスを抱え生きる人に今、伝えたいこと。
「医師として、長年患者さんを診てきた中で釈然としないものを感じていました。
病気になって病院にやってきた患者さんを治療しても、不健康で無理ばかりする生活を続けていれば、
またどこかからだを悪くして、病院にやってきます。
――中略――対症療法によってでしか患者さんを助けられないことにある種の限界を感じていました」
(「はじめに」より)
病気になってしまうような無理をする生活はやめて、
自分の心とからだを大切にする暮らしを始めませんか。
ぼーっとする。呼吸に耳をすませる。
自分に向きあい、なんでもない当たり前の時間を大切にすることで、
人生は輝き出す。
【目次】
第1章 やわらかな心を取り戻す
(「頑張りすぎる人」は「いいかげん」になる、今すぐ決めなくてもいい。やらなくてもいい、やわらかな心は「褒める」こと ほか)
第2章 すこやかなからだを取り戻す
(朝、目が覚めたことに「ありがとう」、からだの声に耳を済ませる、からだをゆらゆら揺らす ほか)
第3章 ほどよい暮らしを取り戻す
(階段の上り下りから生活を変える、何ごとも「ほどほど」が一番、生活リズムは「からだ任せ」 ほか)
第4章 ありのままの感覚を取り戻す
(日々、自然の美しさを味わう、顔は心の窓、生きることは命をいただくこと ほか)
第5章 自然の中の自分を取り戻す
(私たち人間も自然の一部、童心に返る、四季の移り変わりに気づく ほか)
第6章 「今」に意識を取り戻す
(とにかく目の前のことに集中する、自分の人生の主役は自分だけ、ぼーっとする練習 ほか)
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Posted by ブクログ
【読書メモ】
”残心、という言葉をご存知でしょうか?弓道、剣道、柔道などの武道、さらに伝統芸能の世界でもよく使われる言葉です。
意味としては「それを終えた後、力をゆるめる、あるいはくつろぎながらも、まだしっかりと注意を払っている状態」です。
気持ちが途切れていない状態、とも言えるでしょうか。日常生活でも、残心を生かしてみたらいかがでしょう。
・ドアや襖は、静かに、最後まで閉める。
・湯のみ、コップ、食器は、静かに置く。
・静かに歩く。無用な音を立てない。
これらは所作としても美しく見えます。”
・信頼はしても期待はしない。
・結果を求めない。依存しない。
・なにごとも絶対視しない。
・他人の評価に一喜一憂しない。
・何かをしてくれたら有難う。してくれなくても当然。
・約束守ってくれたら感謝。守られなかったら忘れる。
・突き詰めて考えない。
・マインドフルネス(心身がリラックスした状態):日常生活の動作一つ一つに心を込め、『今』に意識を集中すること。
・今、この瞬間を生きることが、時間に支配されないことに繋がる。
・他人とも、昔の自分とも比べない。
・すべてをあるがままに生きるには:ただひたすら「何もしない」時間を作り、雑念のない無意識の状態をつくる。
・相手の時間にだけ気を遣う(相手の時間を奪うのは失礼だから)
Posted by ブクログ
「真面目に頑張ることはいいことだ」と、無意識に想っていること、
人は、自分が疲れていることに気づきにくいこと、
自分を休ませることの重要性、
等等、多くの気付きがあった。
さらに、想ってる以上に、"わたし、疲れている"ことに気づく。
そして、無意識に、疲れやストレスはあって当たり前のような諦めの気持ちで過ごしているみたいだ。
しかし、著者は『リラックスしている、緊張せずにゆるまっている状態は、休憩のときだけのものではありません。それは思い込み。』と言い切ります。
『仕事や家事をしながらでも、人はリラックスできます。』
本当に⁇⁇
『ではどうすればいいのか?』
それをわたしも聴きたい‼︎‼︎
『「今中を意識する」・・・今を集中できているとき、心は今を楽しむことができます。その状態こそ、マインドフルネスな状態であり、リラックスしている状態なのです。・・・心を喜ばせる方法は、たくさんあるのです。』
著者の説明に納得。
実行は難しくない。多分、皆このリラックス体験を持っていると想う。
意識して行動すれば、わたしでも簡単に出来る。やる気が出ました。
随分端折りましたので、詳しく本書で。
その他、
『規則正しい生活に縛られるよりも、からだが喜ぶ生活をする』
『上機嫌な人は、周りの人も幸せにする。』
『「気分が良くない」と感じる空間にいなくていい。「気持ちいい」と思う感覚に従えば、心はおだやか。』
『「融通無碍」に生きる。』
『ぼーっとする練習』
等等。
実行してみたいと想った項目ばかりでした。