あらすじ
世界に散った七聖宝を集めないと、ピアスの呪いが解けない!
その一つ「サラマンドラの聖冠」が見つかったとの知らせを受けた「銀の薔薇騎士団」総帥・鈴影は急遽ドイツへ旅立つ。
日本に残ったメンバーも後を追ったが、ドイツに着いてみると鈴影が行方不明! いったい彼はどこへ!?
――怪奇伝説のある古城で次々と起こる危機。果たして聖冠を取り戻すことはできるのか!? シリーズ第5弾!
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Posted by ブクログ
タイトルも新しくなって、旧作からの変更点が
いろいろとあるけれど、鈴影さんの心情や
鈴影さんと宏の関係性もより細やかに書かれて
孤高の人じゃない鈴影さんは、少しイメージは
変わってしまったけれど、今まではあまりに寂しげで
切なかったので、友情や仲間との信頼に
包まれている鈴影さんが見れてうれしい。
アポロン神殿の黄金のダガーが引き抜かれ、
挑戦の騎士の誕生とともに魔が動き出し、
容赦なく総帥に襲い掛かる。
300年以上前の魔女テオドラと
サラマンドラの聖冠、収まるところを
求めて魔を呼ぶ黄金のダガー、孤立する古城。
大きな悲しみと絶望の中で見つけた
仲間の想いに変わっていく鈴影さんの
組織としての銀薔薇、総帥の役割への
想いの変化が独りでの孤高のものではなく
みんなで築き上げていくことへと
あったかい変化が訪れたのもうれしかった。
この先のアーデルハイトやガルシアとの関わり
での新しい変化も楽しみ!
来月は2冊同時発売の上に、ひとみWorldの短編たちも
またどんな変化をしながら新しい物語になるのか
すごくすごく発売が楽しみっ♡
Posted by ブクログ
もう、これは1巻から感じているもやもやだけど、三点リーダー使ってくれよ!! 地の文も会話の中でも、『・・・』はないよなーって思うんだけども。なんでこのままなんだろう? 普通は直されるんじゃないのかしら。
すごく好きなエピソードの巻。
この先が気になる展開、というのが畳み掛けるようで、昔もすごくわくわくして読んだ覚えがある。
しかしなぁ、イラストの違和感がどうにも拭えない。絵師さんに罪はない。けど、あまりにもリュー・ガルシアが違いすぎて、誰おま……。ひとみ先生の中でのガルシアは、本来こういう外見だったのかしら?
正直、夢美やアキも冷泉寺さんも違和感ありまくりなので、いっそモノクロイラストなしにしてくれるとありがたいなーと思う。表紙はそれなりだから。