あらすじ
森鴎外、野口英世、北里柴三郎……。小金井良精の人生は、華々しい交友と真摯な研究に彩られていた――。良精は幕末の安政5年、越後長岡藩士の家に生まれる。数え15歳で東大医学部の前身に入学。その後、ドイツ留学やヨーロッパ視察を経験し、日本の解剖学の草創期を築いた。私生活では、最初の妻と死別後、鴎外の妹・喜美子と再婚し、二男二女を授かる。星新一が愛した祖父の生涯を見つめ、精緻に描いた軌跡。
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母方の祖父の話
はじめに結婚した奥さんは夭逝して、のちに再婚した相手が森鷗外の妹さん。
その次女がお母さんになるそうです。
明治の頃の話が中心になりますが、ドイツに留学して、アルザスがドイツ時代に
そこの学校で勉強してとか、東大医学部が立ち上がった頃の話。
元文京区民にとっては興味深いところも多々ありました。
西片は残っているけど昔は東片もあったとか。
明治から戦前の話が好きなのであれば、お勧めできます。
お好みで。