あらすじ
研究員のキリルには誰にも言えない秘密がある。それは数少ない「オメガ」であること。けれど「アルファ」で策略家の第二王子・ゲラシムに知られ、アルファの暴走を抑える為の性欲処理係として捕らえられてしまう。初めての性行為、慣れない体へ快楽を刷り込まれ、孕みそうなほど精を注がれる日々。しかし次第に、ゲラシムの不器用な優しさに触れ、心惹かれていくキリル。気持ちを秘密にしたいのに、体は彼を求めてしまい…。 minato.Bob先生の美麗なイラスト入り♪
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難攻不落の心かも
オメガがほとんど人として認められない世界。そんな世界で自分の心を守るには。期待しない、ゆだねない、愛さない。そう決めたキリル。そうすることで、いずれ壊れる自分の心をどこかに保管して守っている様な。ある意味難攻不落の心をもつキリル。ゲラシムは難攻不落のキリルの愛を得ることができるのか。
すでに忘れられてしまったオメガとアルファの謎がとてもおもしろい。無尽蔵の愛をもつオメガに愛されたくて愛されたくて、結果オメガの真の愛を失い狂ったのがこのアルファが暴走した世界ということか。おもしろい。
。。。
今回は、寒い冬の国の設定である中で
ふたりの甘い温かさを感じられる作品でした
好きな作者さんですが
挿入されているイラストで、興が削がれた感があったので、星4つです
Posted by ブクログ
とっても良かったです!一気読み!アルファとオメガのお話だけれど、受を大事に育ててくれた教授一家だとか王妃様とか攻の側近は最初はムカついたけれどいい感じになったし、ホロリとするところもあり、なんせ受に攻の気持ちが通じてないのが良かったね~。
良かった
オメガが差別され、虐待されている時代のお話で、ちょっと辛かったんですが、登場人物達がとても魅力的でした。
傲慢だったゲラシムの優しさが、垣間見えて来てから、面白くなりました。
最終的には、うまくまとまり良かったです。
途中までオメガの子がかなり可哀想な展開でちょっと読むのが辛かった。オメガバースなので仕方ないとは思いますけどもう少しアルファが優しい感じでも良かったかな。最終的には幸せになってくれて良かったです。
Posted by ブクログ
物語が始まりしばらくするとオメガだという理由で発情期に誘拐され、蔑む言葉をかけられ、ほぼ強姦。読むのが辛いほどだった。
その後はお互いに好きになるんだけど、そこまでが私の心が負けそうになった。辛い。
最後はもちろんハピエン。最後まで読むと、読んで良かったと思えるけど、途中キリルが可哀想で読むのをやめたくなりそうだった。
オメガということで人生諦めてるところもあるけど仕事には誇りを持ってて、アンバランスな魅力をもつ主人公でした。
最初はドキドキ
攻めの凶暴な面から始まったので
しんどいなぁ、と思っていました。
でもお話が進むほどに甘々に。
ちょっと詰めが甘い感は拭えないけれど、
面白かったです
好きになった瞬間を言葉ではっきり描写されていないのがリアル。
この世界のオメガへの扱いが酷くて少し辛い。ゲラシムの兄トリフォンに捕まって、取り巻き達に痛めつけられてるシーンはハラハラした。
でもちゃんと、キリルを守ってくれる味方がいる安心感もある。
王族アルファと平民オメガという違いすぎる立場と、この国のオメガの生き方というか境遇が苛烈なのもあって、キリルが自分の気持ちにも正直になれない、言えないのが見ていて辛い。
つがいの契約方法がはじめて見るタイプで新鮮だった。
カバーが美しい
オメガはああ王室の学者さん、アルファは第2王子です。
オメガは、自分は蔑まれるものだという強迫観念をもつています
アルファの第二王子とは初対面からビリビリきてしまってオメガとばれてしまい、監禁されて処女を無理矢理奪われます
しかも侍従の介助つきで…悪趣味
中ほどまでアルファの残虐さやオメガの惨めさが目立ちます
文章が回りくどくて、真意が分かりづらいです
初めて高月先生の本を読ませていただきましたが、こういう作風なんでしょうか
私は好みでは無かったようでした
いちいち引っかかって読み返す事に疲れました
あと、表紙のイラストは美麗で雰囲気がありましたが、挿絵はオデコの描き方がエイリアン的だし、萌え下がりでした