あらすじ
研究員のキリルには誰にも言えない秘密がある。それは数少ない「オメガ」であること。けれど「アルファ」で策略家の第二王子・ゲラシムに知られ、アルファの暴走を抑える為の性欲処理係として捕らえられてしまう。初めての性行為、慣れない体へ快楽を刷り込まれ、孕みそうなほど精を注がれる日々。しかし次第に、ゲラシムの不器用な優しさに触れ、心惹かれていくキリル。気持ちを秘密にしたいのに、体は彼を求めてしまい…。 minato.Bob先生の美麗なイラスト入り♪
...続きを読む感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
難攻不落の心かも
オメガがほとんど人として認められない世界。そんな世界で自分の心を守るには。期待しない、ゆだねない、愛さない。そう決めたキリル。そうすることで、いずれ壊れる自分の心をどこかに保管して守っている様な。ある意味難攻不落の心をもつキリル。ゲラシムは難攻不落のキリルの愛を得ることができるのか。
すでに忘れられてしまったオメガとアルファの謎がとてもおもしろい。無尽蔵の愛をもつオメガに愛されたくて愛されたくて、結果オメガの真の愛を失い狂ったのがこのアルファが暴走した世界ということか。おもしろい。
Posted by ブクログ
とっても良かったです!一気読み!アルファとオメガのお話だけれど、受を大事に育ててくれた教授一家だとか王妃様とか攻の側近は最初はムカついたけれどいい感じになったし、ホロリとするところもあり、なんせ受に攻の気持ちが通じてないのが良かったね~。
良かった
オメガが差別され、虐待されている時代のお話で、ちょっと辛かったんですが、登場人物達がとても魅力的でした。
傲慢だったゲラシムの優しさが、垣間見えて来てから、面白くなりました。
最終的には、うまくまとまり良かったです。
カバーが美しい
オメガはああ王室の学者さん、アルファは第2王子です。
オメガは、自分は蔑まれるものだという強迫観念をもつています
アルファの第二王子とは初対面からビリビリきてしまってオメガとばれてしまい、監禁されて処女を無理矢理奪われます
しかも侍従の介助つきで…悪趣味
中ほどまでアルファの残虐さやオメガの惨めさが目立ちます
文章が回りくどくて、真意が分かりづらいです
初めて高月先生の本を読ませていただきましたが、こういう作風なんでしょうか
私は好みでは無かったようでした
いちいち引っかかって読み返す事に疲れました
あと、表紙のイラストは美麗で雰囲気がありましたが、挿絵はオデコの描き方がエイリアン的だし、萌え下がりでした