あらすじ
ある日突然、異世界トリップしてしまったちょっとオタクな私、神崎美鈴、22歳。気付けば見知らぬ原っぱにいたけれど、その一方でステイタス画面は見えるし、魔法も使えるしで、なんだかRPGっぽい!? そこで私はゲームの知識を駆使して、魔法世界にちゃっかり順応。かっこいい騎士さん達と出会い、魔法で異世界人を治療して、「黒の癒し手」って呼ばれるように。一応日本に戻る方法は探してるけど……どうなることやら? ゲームの知識で魔法世界を生き抜く異色のファンタジー!
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懐かしかった。
昔、紙書版全巻持っていたのですが、引っ越しの時に整理してしまいまして。
それから数年後の今、急に読みたくなって電子版探してました。再購入後押ししてくれたナイトクーポン有り難い。
魔力量で寿命が決まるとか、魔力の質に惹かれるとか、オリジナリティーがあったんですよね。それが恋しくなった。
今思えば、これが私のWEB発ラノベ読書デビューだったんだなぁ…
この頃はまだ、なろうもアルファポリスも知りませんでした。
王道でいてそうでない
よくある異世界召喚ものですが、王子様と結ばれてハッピーエンド……なんて王道なものではなく、でもそれ以上のものになっちゃうチート系女子大生でもあり、これまた王道なタイプで……といろいろ読み応えはありました。
地道にゲーム脳を活用してレベルアップを図ろうとするところは逞しい女の子で、その逞しさで異世界を渡り歩いていく頑張りは応援する気持ちになれました。
最終巻まで購入して読破済み。綺麗にまとまっていると思います。
Posted by ブクログ
ある日突然異世界に転移させられた神崎美鈴22歳が、ゲーム知識を利用した魔術で『黒の癒し手』として頑張りながら帰る方法を探す話。
ネットで連載中は熱狂して続きを待った話です。本としてまとまると文章力的につたない部分も気になりますが、十分楽しめるお勧めの一冊です。
個人的には結末を知っているために多少物足りなさもありますが、翼犬ノエルのエピソードとかネットとは違う部分も多く、最後にならないと登場しないヒーローがチラチラ顔見世してるのも好感(溺愛ロマンスへの道は遠い)
ロマンスに発展しない美形の、キラキラ王子『黄金の戦神』や騎士団の『氷の貴公子』おかんなシアンや、兄貴な『赤獅子』ヴァン等々、他の登場人物達も楽しめます。