【感想・ネタバレ】眠狂四郎無頼控(三)(新潮文庫)のレビュー

あらすじ

狂四郎に挑戦し、その高慢の鼻をみごとに打ち砕かれた高姫の指嗾(しそう)する覆面の男たちによって捕われの身となった病躯の狂四郎が、地下牢で公儀勝手方組頭の兵堂掃部(かもん)から聞いた奇怪な事件……。六十貫の輸入金のありかを記した二枚の薄い玻璃を眼にはめ込まれ、一夜のうちに盲目になった娘……。江戸市中に連続して起る怪事件に巻き込まれて妖気と殺気を呼ぶ狂四郎――。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

三巻は、狂四郎様の恋愛事情が凄まじいね!!笑
美保代と丸く収まってくれたのは嬉しいけど、静香が可哀想で…(T-T)
まぁ、誰が悪いってわけじゃないから仕方ないねんけど…。
でも、うちは文字若が大好きだわ(*´∇`*)笑

0
2013年02月23日

Posted by ブクログ

それぞれの話だけでも十分愉しめるのだけれども、
3巻まで読み進めて、やはり、通読すべきだと痛感。

著者の丁寧さが垣間見られるのは、
以前、登場した人物や出来事を放置しないこと。

忘れていた頃にふと思い出されるようにして、出てくる。
なんとも、お見事というほか、ない。

0
2010年08月16日

Posted by ブクログ

一巻からの登場人物、途中から現れた強敵(ライバル)の
入れ替えもドラマチックかつスムーズに、
第2巻からどん底の美保代が絶望から幸福に揺れ動く様、
狂四郎が抱くシンパシー、人間らしさもうかがえる3巻目。
一方で、狂四郎の纏う虚無が一歩を遅らせたため
「女」が悲劇に向かってしまうのが、なんとも虚しく悲しい。

0
2012年08月23日

「歴史・時代」ランキング