あらすじ
20世紀初頭、ヨーロッパ。主人公の少女の名は、ジゼル・アラン。アパートの大家をしているジゼルが、ある日“何でも屋”を開業。
店子のエリックを助手に、さまざまな依頼をこなしていくものの、お嬢様育ちで好奇心旺盛なジゼルは、何かと暴走しがちで――。
無理矢理仕事を手伝わされるエリックをはじめ、個性豊かなアパートの住人たちを巻き込んで、ジゼルお嬢様の可憐で、危なっかしい活躍が始まる。
笠井スイの人気作、待望の電子書籍化!
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Posted by ブクログ
古本で見つけて購入。
前からカバーイラストが気になっていたけど、どんな話なのかがわからず、購入を見送っていたもの。
目新しいものはないけども、このほんわかした世界観がとても心地いい。
煙突掃除は、貧困層の典型的な児童労働だったから、そのやり方を知らないなら、エリックも中産階級なのかな?
Posted by ブクログ
完全に表紙買いをした一品。
表紙に描かれている女の子がジゼルアラン、本作の主人公です。
内容はほんわかしたものから、結構つやっぽいの、かなしいもの・・・。ジゼルの現状をたどるストーリーほど少し暗いものになります。
とはいえ、ジゼルが超かわいい。服が毎回かわいいのでそのかきこみっぷりを見るだけでも買う勝ちあり!
Posted by ブクログ
この時代にこういうお転婆な女の子がいたのかもなあ、と想像するとすごく楽しい!!
ジゼルちゃん14歳か15歳くらいかなーと思ったら13歳…だと…ニアピン…かわいい…
Posted by ブクログ
好奇心旺盛だけど、ちょっと庶民とはずれた感覚のジゼルお嬢さんが、
自分が大家をしているアパートで「何でも屋」をはじめる。
ジゼルは突拍子ない行動に出てかわいいし、ヨーロッパ情緒あふれる町並みや服装も素敵。
確かに絵柄や世界観が似てるところもあるけど、森薫さんとは違う魅力が十分。
これからが楽しみな漫画家さんだ。
Posted by ブクログ
本屋で2巻が積まれていたのでどんな本かと思わず買ってしまった1巻
これ、個人的にはかなり大当たりでした
著者である笠井スイさんはこれが初の単行本とのこと
初にしては画力もあるし話の構成も面白いと思います
絵柄は同じくビームコミックスから発行されてるエマで有名な森薫さんの影響を濃くうけている感じがします
小物の描き方とかが特に
ストーリーは自分は第四話が一番好きですね
「今が一番楽しいな!」って言って振り返る笑顔のジゼルはこの巻で一番可愛いと思います
こういう言い方は作者に失礼とは思いますが、エマが好きな人は好きな作品なのではないかと
Posted by ブクログ
ジゼルもエリックも可愛い!
物語の筋としては王道の部類に入るんだけど、細やかな絵で描かれる見開きのページや大ゴマ、その差し込まれるタイミングがきゅんきゅんくる。
Posted by ブクログ
1人暮らしのお嬢様(まだガキ、でもスーパーガール)が何でも屋を開業。20世紀初めのロンドンとすると、細かい部分に突っ込みどころ満載のきがするが、昔の西洋のどこかと思えばいいのだ。主人公が可愛いので、許す。
Posted by ブクログ
ぱっと見の絵柄が「エマ」だと思ったが、読んでみると、世界観、空気感、いずれもリスペクトに溢れた良作。
オマージュでも無く、ましてやパクリなどでは全く無い、異なる作家が同じ世界を描いているような、かなり稀な現象。
Posted by ブクログ
ジゼルお嬢様をひたすら愛でる漫画です。
20世紀初頭のヨーロッパという舞台背景、フェチズムを感じるような緻密な描きこみ、森薫の『エマ』と作風がかなり被っています。
ですが、ジゼルお嬢様があまりにも愛らしいので・・・。
そんなことはどうでもいいと思えてしまうのです。
Posted by ブクログ
のんびり読めるカワイイ探偵物。
話自体はまったりしていてテンポがいいわけではないし、広がりのある展開が少ないのでゆったり好きな人にはおすすめです。
森薫作品に絵も展開も似ているので、エマなんかが好きな人にはかなりおすすめです。
Posted by ブクログ
絵が細かいところまで書き込まれていて、
見応えがあります
何でも屋というごくごく普通の使いふるされたテーマでここまで面白い話になるのは笠井スイだからこそなのだと思います
ジゼルちゃんの謎が気になるので
次巻も購読したいと思いました
Posted by ブクログ
家を出たお嬢様が大家と兼ねて開く何でも屋に舞い込む依頼を描いていく作品。タイトルが主人公ジゼルの名前になっているだけあってその世間を知らないお嬢様であるが好奇心旺盛な様が可愛らしく、非常に魅力的に描かれている。このキャラ付けから描かれる各エピソードでの彼女の振る舞いが、普通の感覚では予想しにくいのが楽しい。依頼を受けたのに途中で依頼と逆の行動を取ったりという突飛な行動は必ずしも正しいとは描かれず、読者に近い視点に立つ助手役のエリックの存在で抑制をかけているのも巧い。
最後の話は失敗例だが、偶然による失敗なので少々メッセージがズレている気もするので、個々のエピソードで魅力が変わる印象。また、明言せずに展開の中でお嬢様の問題点を出していくのはいいのだが、全体像が見えにくいのは難点かもしれない。しかし、お嬢様であるのに家を出てこんなことをしている理由など、少しずつ情報が見えてくるテーマが面白いので今後に期待したい。
Posted by ブクログ
少女と女の歳(?)あいだの微妙なお年頃のジゼル・アランが主人公。ジゼルに翻弄されるエリックがいいです(笑) …エンターブレインはすごいな〜。素敵な漫画家さんが多い☆たんに私の好みだということなんだけどね♪
Posted by ブクログ
お嬢様と執事(?)ではないが、それに近いモノ。聡明で世間知らずのお嬢様とそれに淡い恋心を抱く青年との日常といった感じか。
話が進むにつれ魅力的に面白くなっていく。次巻にも期待したい。
Posted by ブクログ
舞台は(おそらく)英国ヴィクトリア朝末期。名家の生まれのお嬢様育ちらしい少女「ジゼル」はなぜかアパートの管理人。急に思い立って「何でも屋」を開業し、まわりがそれに振り回される、というお話。
森薫「エマ」が好きな人ならおすすめ。おそらく作者も森薫には影響を受けているでしょう。作者はおそらくこの時代の英国の習俗が大好きと思われ、描写にもマニアックな愛着が感じられます。こういう少女が主人公の場合男性漫画家だと「萌え」の方に言ってしまいがちですが、こちらも森薫と同じく女性ならではの感性で品のよい「守ってあげたくなる女の子の可愛さ」が描けています。
ただ作品の時代背景としてはエマに近いが、エマが長編のドラマチックなストーリーがあるのに比べこちらはなにげない日常を描く作品なので、作風としては「乙嫁語り」に近い感じ。
私はヴィクトリア朝英国の習俗、そしてこういう日常系を丹念に書いた作品は大好きなのでこの作品はお気に入りです。が、ドラマチックなストーリーを求める向きには「よく意味が分からない」と思われてしまうかもしれません。
Posted by ブクログ
前々から表紙が気になっていたのをようやく購入。
世界観の雰囲気が良くて、描き込みも細かい。
19世紀くらいかと思って居たら20世紀の話だった。
内容はほのぼのしていて可愛い。
お嬢様のジゼル・アランが経営するアパートで、
ジゼル・アランが何でも屋を開店。
まずはアパートの住人をお客にし、
毎回依頼を引き受けてしまう。
久しぶりに当たりだなーと思った作品。
2巻も出ているので購入予定。
Posted by ブクログ
本屋さんにさがってた試し読みを読んで。勝気でいきいきした、主人公のジゼル嬢がかわいくって思わず購入。
まっすぐ、きらきらと暮らすジゼル嬢は見ていて勇気をもらえる感じ!
20世紀のフランス?が舞台で、登場人物のお洋服や街並みもクラシカルでとってもキュート。
ほのぼの元気になりたい女子向けの漫画。
Posted by ブクログ
絵を読むまんが。お嬢さまがかわいいのでそれでいいのです。かわいい絵でなんか小物がわらわらしてて女のコがかわいい。それ以上に欲するものがあるだろうか。いやない。
不思議な世界観
13歳の大家さんでいいのかな?
どこぞのお嬢様な雰囲気を醸し出している女の子が主人公。
助手を上手く使って色んな体験をしていく物語。
明るい話だけじゃなくダークな話もあり
考えさせられる場面も。
Posted by ブクログ
何だろう…『よつばと!』と似たような読後感(笑)。
背景は違うけれど、若くて勢いがあってかわいくて
常識が通用しないお嬢ちゃんと、
それに振り回されつつ何となくいい話に収まっていく
周囲の人々…という図式がね。
(ジゼルの口調も一因ではあると思う)
顔見せ、そして世界が紹介されていく初巻。
ラストエピソードから匂わされる
ジゼルのバックグラウンドが気になります。
Posted by ブクログ
まだまだかな・・・
萌え先行という印象です。
ジゼルのお嬢さんっぷりが甘えた子どもにしか見えなくて
説得力がない
後半になるに従って良くなるので
見通しはいいかんじ!
Posted by ブクログ
第二巻を読む為に復習の為に再読。
淡々とした描かれ方の中に、ささやかな冒険や挑戦が描かれています。
ジゼルのちょっとした機転で上手くまとまります。
個々のエピソードには、正直これと言って驚くほどのドラマチックな展開はないんですけれど、なにやら、手が届く距離で起こっている物語のように感じられて印象良いです。
雰囲気ですかね。