架空の町“カロチーラ”を舞台に描かれる、悲しみと罪と希望の連作集。
Story of Carocheila 「Solitude」
カロチーラの中央広場でヴァイオリンを弾く少女・サリの物語。
両親に捨てられ孤独を抱えるサリを、一匹の猫との出会いが変えていく。
Story of Carocheila 「金雀枝(エニシダ)」
恋人は突然去って行った。何も残さずに。
残された者たち、エニとシダの物語。
『ジゼル・アラン』の笠井スイが、個人誌として発表していた幻の作品群を単行本化。
「Solitude」、「金雀枝(エニシダ)」の2本に加え、
漫画誌・ハルタで発表した笠井スイの読切「瞼に咲く花」を特別収録。
同時発売の「名もなき羊たちの町 -Story of Carocheila-」には、
「カミキリ」と「Scissor」の2編を収録。
全4遍からなる架空の町“カロチーラ”の物語。
架空の町“カロチーラ”を舞台に描かれる、罪と裏切りと再生の連作集。
Story of Carocheila 「カミキリ」
母親の死を自分のせいだと思い、罪の意識に囚われる少女・ミルラ。
行くあてもなく電車に乗ったミルラは、カロチーラで散髪屋を営むルーと出会う。
少女と青年の再生の物語。
Story of Carocheila 「Scissor」
ふたりでの生活を始めたルーとミルラ。
穏やかな毎日を送るふたりの前に、シェンナと名乗る女性が現れる。
シェンナとルーには、拭いがたい“過去”があった。
贖罪と希望の物語。
『ジゼル・アラン』の笠井スイが、個人誌として発表していた幻の作品群を単行本化。
同時発売の「マリア様のいない町 -Story of Carocheila-」には、
「Solitude」と「金雀枝(エニシダ)」の2編を収録。
全4遍からなる架空の町“カロチーラ”の物語。