【感想・ネタバレ】クロコーチ 12のレビュー

リチャード・ウー / コウノコウジ

原発テロ……そして、警察庁長官狙撃事件の再現……
国家転覆を図った「大人は判ってくれない」のテロ計画を
未然に阻止した黒河内!!
しかし、テロの首謀者・鳥尾は
ホームレスに紛れ込み、新たな殺戮計画を実行!!
“実験”と称した大量毒殺……
その意図するところとは……!?
そして、明らかになった清家・父の死の真相!!
残酷な現実を前に、清家と黒河内との共闘の行方は……!?
ついに新章突入!!
戦後日本が葬り去った歴史の最暗部に迫る第12巻!!

[ブクログ · ★★★★☆]

前巻の伏線を拾っていく。そこには関東軍731部隊のエピソードまで盛られ、エスカレートする一方だ。清家が異動した先のピンク書房という公安の出先にいる面々も一筋縄ではいかないんだろうな。