“カインコンプレックス”という言葉をご存知でしょうか。聖書に基づく言葉で、兄弟間の葛藤・劣等感とのことを指す用語です。
主人公・誠は役者として大成を目指すものの、死んでしまった兄で偉大な役者だった御幸の影に隠れたまま。まさに“カインコンプレックス”を抱えていたところ、「兄ではなく自分が死んでいる世界」へと飛ばされてしまって……!
兄弟をお持ちの方、似たような気持ちになったことはないでしょうか。ただでさえ優秀な人間を見るとコンプレックスを抱えがちなのに、それが家族だったら……。
「死んでしまった人は超えられない」というジレンマが、ある日「自分の死」という形で取り払われたら?本当に何も持たない誠による、兄への反逆が始まる…!
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Posted by ブクログ
世良、病院へは行かないのか。その業界でもくっつけに行くことも割とあると聞くが。
日下部はかなり最悪だ。
公演内容を変えたのを告知しないなんて普通に詐欺である。
そもそもこんな主宰に今まで1人でもついてきていた人がいたと言うのが信じられない。
こんなやつならいない方が余程マシではある。
小鳥遊の登場は意外で面白かった。
足役に日下部を使うのは不確定要素が多過ぎて無理矢理だが、話を動かす為には致し方無いと言えなくも無い。
小鳥遊も異常者ということだろう。