あらすじ
心は苦しいことに耐えて頑張っていれば強くなるわけではなく、トレーニングをすることで鍛えられる。そのトレーニングの時に注意したいのが「言葉」。言葉は心に多大な影響を及ぼし、言葉によって不安や緊張を感じることもあれば、自信や意欲に満ちあふれることもある。スポーツだけでなく、ビジネスや生活にも応用できる、言葉を使った心の鍛え方を指南する。
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Posted by ブクログ
著者の言葉がとても分かりやすい。そして日々使う言葉の大切さを再認識させられる。また、集中力の具体的な鍛え方、自信アップのさせ方、成長のさせ方について具体的な方法が書かれている。良本です。
Posted by ブクログ
心を鍛える言葉 白石豊
■■■■■■総評■■■■■■
メンタルコーチの本。podcastでゲストで話しているのを聞いたのがきっかけ。
自分の仕事にも大変役に立ちそう。また選手の心の葛藤を感じられたもの良い。
著者のほかの本も読みたくなる。
■■■■■■引用■■■■■■
意欲的に取り組めていない原因の大部分は、そこに喜びや楽しさを見出せなくなっていることにある。
選手との面談の中で心がけている事。先入観の色眼鏡でその人を見ずに、出来るだけあるがままに接しようということ。
人の心の中に不安や焦りが生じてくるのは、結果も含めてあらゆることをすべて自分で背追い込もうとするから。
自信とは、「良い結果が出てkら、後で持つもの」ではなくて、「よい結果を出すために、あらかじめ持って事に臨むもの」だと考えてください。
セルフイメージの大きさ=自信の大きさ=成績の大きさ
悩むということは人間の特権ですが、勝負においては禁物
人間が目標をコントロールすのであって、目標のほうが人間をコントロールするようになってはならない。
無我とは「我が無くなり」、そして真の「自己が顕れ出る」ことだと教えられた
感情レベル:「あきらめ」「怒り」「びびり」の3つの感情は、そのエネルギーレベルや質はそれぞれ異なっていても、結果的にはすべてのミスや敗北につながる。
「チャレンジ」だけが、成功や勝利につながるもの
感情をコントロールする3つのツール:「姿勢」「呼吸」「言葉」
姿勢:おへそを前に軽く出し骨盤を垂直に立てると、背筋に力を入れなくてもスッキリと背中が伸びる
腹式呼吸:横隔膜をダイナミックに動かすことができる