あらすじ
「いつだって、こいつのギターで生き返る」
切なすぎる別離を経て、劣等感や嫉妬すら飲み込む強い愛情と絆で繋がった新と椎名。
東京での同棲生活にも慣れた頃、椎名のギターの評判を聞きつけてふたりの前に現れたのは…？
大人の男たちの複雑で官能的な恋、物語はついに現在へと繋がる核心へ――伝説のバンド・Pegの結成と栄光編！
20代の新と椎名、ラブラブで甘々な日常＆Hもたっぷり収録☆
おまけペーパー＆電子限定おまけペーパー付！
感情タグBEST3
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青天の霹靂
宗純はメジャーで成功、アラタは音楽雑誌編集者として3年、二人は仕事も熱い私生活も順調だったのに何故…。こんなに弱気になった宗純を見るのは、田舎でアラタに振られ泣きだした時以来ではないがと思う。胸が痛み心が塞ぐ。
Posted by ブクログ
劣等感アリ音楽雑誌編集者×気まぐれな天才ギタリスト。幼なじみの二人の紆余曲折から、安定の東京同棲生活でラブラブがてんこ盛り！
2巻からの続きは、ロックバンド『Peg』の結成そして栄光への架け橋編。とてもとても楽しみにしていた伝説のバンド誕生ストーリーです。そんな期待に応えてくれた超胸アツエピソードで、もう何も言えないくらい…！
実際にもこんな感じで、すごいバンドってのは誕生していくんだろうな～と思ってしまいましたよ。
まきちゃん、静ちゃん、ゆうたん、みんな生き生きと描かれていて実在するんじゃないかと錯覚しそうになりました。
特にまきちゃんの椎名に対する甘やかしっぷりがたまりません～!!その気持ちがすごく理解できちゃうのがいいです。
椎名がかわいいのはもちろんだけど、彼の才能にぞっこんなまきちゃんも、すごくかわいいです。
アラタは大きな葛藤を経て、自分の気持ちに向き合って改めて椎名への深い想いを自認していて、人間としての成長を感じました。
アラタは昔は「宗純」って呼んでいたのになんで名前呼びしなくなったのかな～？と不思議に思っていましたが、今回その理由がわかりました。社会人としての配慮だろうけど、まだもう少し自分の立ち位置に迷いがあるのかも。
エロ的にはアラタは部屋に転がり込んできた椎名と、歯止めがきかないほどのH三昧で、椎名も誘惑の仕方がかわいくて、読んでいてずっとずっと萌えまくり。
二人のHって、ほんとに愛し合ってるんだなとわかる甘さがありますね。
お風呂Hが最高でした…！たまにアラタってイジワル。
あと、椎名がまきちゃんたちの前でもアラタと堂々とくっついているところが好きです。
…だけど、バンドの頂点にのぼりつめて、アラタと甘い同棲生活で幸せの絶頂のはずの椎名に、ものすごく残酷なアクシデントが待ち受けていて…
これが、きっと1巻の二人の関係につながっていくんですね…泣ける。二人の胸中を思うと辛いです。
特に何故椎名がギターを始めたかという、昔から変わらないアラタへの一途な想いを考えるとたまらないですよね…
辛いけど、これからラストに向けてしっかりと二人の行方を見届けたいと思います。
シリアスな気持ちをほぐしてくれるかわいいイラストに癒されまくり！しずちゃんのくれたTシャツがヤバい(笑)
特典ペーパーは、存在の半分がメガネでできてるアラタ!!
いや〜今回も最高でした！（感涙）
宗純とマキちゃんとの馴れ初め（笑）も分かったし、Pegと音楽ライターという道に別れたアラタと宗純の変わったところと変わらないところも見れたし
ただ今回は宗純の身体に異変が出てきちゃったのが辛かったです
次巻で最後ということなので楽しみで仕方ありません
学生時代のすれ違いを乗り越えて基本的に2人はラブラブで、だけどどこか暗い部分があるというか闇が潜んでる気がする不安描写があって、、安心し切れないんですよね
1巻からその伏線がたくさんあって、今巻でそれを拾う形となりました。
いや…なんで…？って思うよなぁ。なんで自分？とかなんで耳？とか。
ギター弾けない自分は新に必要とされてないって考えさせてしまうほど、彼にとっての新もギターもデカかった。分かってたけど。
そう思わせてしまっていた新も思い悩んでいそうだし、ここからどうなるのか…
匿名
さらに
前回までに分からなかったことが明らかになってきて､より深いお話になってきた。重すぎず暗すぎない過去が良い。2人が幸せになる事は約束された未来だと思う。
匿名
3巻辛い展開にはいってしまいました！
でも乗り越えて頑張ってほしい。天才×病気はなんとも悔やまれるけど、乗り越える宗純くんが見たいよ……支えてくれるアラタとバンドのメンバー。出てくる登場人物みんながかっこよくて優しくて好き。4巻楽しみです。
うん
読めば読むほどハマっていく作品。
みんながいきいきとしている姿はかっこいいし
アラタの宗純を可愛がる姿にキュンとするし
宗純の頭の上にハートが飛んでるのが可愛いし
大好きですね。
この展開は予想外
人の宿命というのはバランスよく出来ているらしい。良いことがあったら、同じくらい悪い事が起きる、これは宿命らしい。天才は何かを犠牲にして天才になっていて、なにかを成し遂げると同じ重さでなにかが失われる。
順調にみえたバンドが失速する時、その理由は様々だけど、椎名であって欲しくなかった。でも、必然。新の包容力だけが頼りなのかも。
すげーだろ？こいつのギター
あの場所に 宗純の隣に立てなかった
不意にまだそんな自分が顔をだして戸惑ったけど
ギターを諦めて音楽ライターになった日から
ずっと考えてた 夢見てた この日のことを･･･
俺は もう別のステージの上だ
もう もう もう 神です。
アラタの嫉妬や葛藤の山を乗り越えた先の宗純への愛に
ずっと変わらない宗純のアラタへの純愛に
心がすっかり洗われて･･･もう もう もう 神です。
お風呂エッチなんて、あぁほんと もう もう もう 神です。
そして転機･･･
決して揺るぎない二人の愛を信じています。
ちょっとイヤな終わりかたですよねー。
で、1巻の方に進んで行く感じかー。
せっかく色んな事が上手く行ってたのに。でも椎名とアラタなら乗り越えられるでしょう。４巻楽しみです。
文句なし
面白いー！なるほど。前回いい所で終わっていたから気になってた！
こうしてpegはできたわけね。
新と一緒にいるのが辛い…で出て言っちゃうのかな？
Posted by ブクログ
伝説バンドPegの誕生・サクセスストーリーの第3巻。
みんな闘争心剥き出しなのに才能のある人たちはどこかわかり合ってしまう、凡人には分かるようで分からない凄く複雑な関係性。
その誕生をそばで見守る新の気持ちを考えると劣等感、嫉妬、愛情、歓喜、色々な感情があり、切なくて愛しい複雑な気持ちだろうな、と。
新の仕事モードを見ていると凡人の社会の厳しさとプライベートでの一途さが椎名への名前の切り替えに繋がっていたのかな〜〜
Pegのサクセスストーリーのラストに椎名の衝撃のラスト。
ミュージシャンには欠かせない耳の障害。ここでも新やPegメンバーがいかに椎名を大事にしているかが伝わってきました。
そんな中椎名がギターを弾けない自分は新にとって要らないのではと、悩んで終わってしまう。
確かに、椎名のギターセンスがあったからこその劣等感やらなんやらが混じって愛情が生まれたわけだから椎名が怯えるのはもちろんのこと、けど今は椎名のギターだけではないのよおぉ！
まあここから新のそばを離れてひとり旅に出るのか〜と1巻に戻ったのだろうなと予想できました。
はあ〜これからラストに向けて期待です！
Pegに加入した宗純、甚左は表情豊かで面白い。宗純の一言で変わるなんて。
新はPegのインタビューに抜擢され順調そのもの。しかし、病は静かに忍び寄っていました。まさかの難聴。
続きが早く読みたいです。
ああー切ないです。上手くいってる時に限ってこういう事になるんですね…捨てられたくない思いとか、音楽でしか自分の価値がないと思っているところとか、周りは理解したくても理解できないし。新も変わってあげたいけど、どうにもできないもどかしさとか、とてもよく描けています。とにかく切ないし悔しいです。どうやって乗り越えていくのか気になります。
やっと❢★2
やっと、初めの出だしに戻りつつ…。ここから新のいい男ぷりが…。てか、ギターを捨てて椎名を切って目指した立ち位置だもん。どーやってみせてくれるのかなぁ〜。アラタは凄く好き❢だから期待しかない❢
待ってました！
２巻から引き続き過去編です。
・ｐｅｇ結成秘話&デビュー
・新の就職
・そして１巻でも言っていた宗純の突発性難聴発症…
なんだか着実に１巻の「現在」に近づいていってて、終わりが近そうな気配
難聴になった宗純が心配で体に負担をかけることは一切したくない新。
良くも悪くも新中心で自分の行動基準も新が喜ぶかどうかだった宗純は難聴になりギターが弾けなくなったことで新が自分から離れていくのではと不安定になって新とスレ違い…。
宗純のギターだけが好きなんじゃないんだよ！
宗純自身が大切でそばにいることに気付けーって感じで不穏なまま３巻は終わり。
のほほーんラブラブな２人にここからどうやってなっていくのか楽しみです。
あと、個人的には
ｐｅｇの活動シーンは基本レーコーディングや音合わせとかばかりだったので他のバンド活動(テレビ出演とか新以外の人との仕事)の話をもっと読みたかったなー
他に書き下ろしでｐｅｇメンバーが仕事でアイドル服を着ることになったお話と宗純の新ラブ！なオマケ２つが読めます。
シリーズ作品レビュー
