あらすじ
事故で死んだはずの青年が、赤ん坊の姿で異世界に転生。そして救国の英雄「賢者」マーリン・ウォルフォードに拾われた彼は、シンと名付けられる。孫として育てられたシンはマーリンから魔法を教わるが、その習得速度は驚くべきもので、メキメキと力をつけていく。一方、山奥で世間から隔離されて育った弊害として、シンには一つ致命的な問題があった…。そう、シンが15歳となった時に祖父・マーリンは言ったのだ――「常識を教えるの忘れとった」! かくして常識と友達を得るためアールスハイド高等魔法学院に入学するシンだったが――。《規格外》な少年の型破り異世界ファンタジーライフ、ここに開幕!!.
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いや〜、「俺TUEEEE」もここまでいくと気持ちがいいものですね。という言葉に尽きる作品。
世界を救った偉大な英雄、賢者・マーリンと導師・メリダに育てられ、本人は規格外の魔力と戦闘能力を持ち、前世である現代日本の知識を応用した魔道具を作れば飛ぶように売れる――と、名声と実力、財力までが思いのまま。ジェットコースターに乗っているかのような、とにかく爽快な読み心地がクセになります!
主人公、シン・ウォルフォードのTUEEEEが過ぎるので、挫折を経ての努力、成長といった王道ドラマはあまり描かれていません。しかし、シンが無自覚にすごい魔法を使ったり、すごい魔道具を作ったりして、周りの大人たち(しかも、国王やら元騎士団長やら偉い人ばかり)が驚き、シンが「またオレ何かやっちゃいました?」とテヘペロする。この流れを読んでいるだけでワクワクしちゃうし、スカッとしちゃうのですから、ぐうの音もでません。つまり、面白いは正義! なのです。
とは言っても、ひたすらTUEEEEを見せつけられるだけではありません。
15歳になって初めて学校に通い始めたシンが後の婚約者・シシリーに恋をしたり、第一王子のアウグストと友情を育んだりといった、“人間面”での成長がしっかり、かつ温かに描かれていて思わずにんまりしてしまうシーン続出です。
優秀だけどツンデレなシシリーの親友・マリアや、魔法オタクの“暴走少女”リン、16歳には見えないほどセクシーなお姉さまオーラを放出するユーリなど、個性豊かなクラスメートたちもめちゃくちゃ推せます!
感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
転生と「賢者」マーリン・ウォルフォードに拾われ魔法を教わったことで常識知らずの規格外となったシンがアールスハイド高等魔法学院に入学し早くも実力を見せるところが面白かったです。
普通的
この頃から露骨なパンチらはありましたね。
でも今後の話に比べると全然控えめです。
みんな常識の範囲内で一般人レベルの力しかないのでここら辺は少し安心できます。
もう少しするとクラス全員が人外の域になるんですね。。。
赤ん坊の姿で異世界に転生して賢者マーリンに拾われ、シンと名付けられ孫として育てられる。山奥で世間から隔離されて育った弊害として、シンには一つ致命的な問題があった。それは、一般常識を知らない事。
匿名
期待はずれ
2巻まで読みました。
web小説なんて所詮このレベルと言われていた頃の小説感があります。ただただ自分が考えた穴だらけの設定を説明していくだけで感動が何もない。1巻はまだ出だしだからと思っていましたが2巻で挫折しました。付与魔法は服を着ている部分にしか効果がないと言いながら露出した肌が自動回復されてますね。ブラつけてないのはそういう世界なんでしょうか。大人しい恥ずかしがり屋のキャラが初対面の憧れの女性の前で着替えるのに上も下も脱いでから服着るのいい加減やめましょうよ普通上脱いだら上着てから下脱ぎます。死んでしまったクラスメイトを悼むより主人公を喝采する善人キャラたちにも違和感しか覚えず、何もかもが受け付けませんでした。