あらすじ
「洗浄機付きトイレ」「冷蔵庫」「ビーチバレー用具」「ジェットブーツ」など、“魔王”シンの数々の発明品が遂にあなたのご自宅に!混雑・売り切れが予想されますが、ご来場にあたり徹夜行為は固く禁じております。
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いや〜、「俺TUEEEE」もここまでいくと気持ちがいいものですね。という言葉に尽きる作品。
世界を救った偉大な英雄、賢者・マーリンと導師・メリダに育てられ、本人は規格外の魔力と戦闘能力を持ち、前世である現代日本の知識を応用した魔道具を作れば飛ぶように売れる――と、名声と実力、財力までが思いのまま。ジェットコースターに乗っているかのような、とにかく爽快な読み心地がクセになります!
主人公、シン・ウォルフォードのTUEEEEが過ぎるので、挫折を経ての努力、成長といった王道ドラマはあまり描かれていません。しかし、シンが無自覚にすごい魔法を使ったり、すごい魔道具を作ったりして、周りの大人たち(しかも、国王やら元騎士団長やら偉い人ばかり)が驚き、シンが「またオレ何かやっちゃいました?」とテヘペロする。この流れを読んでいるだけでワクワクしちゃうし、スカッとしちゃうのですから、ぐうの音もでません。つまり、面白いは正義! なのです。
とは言っても、ひたすらTUEEEEを見せつけられるだけではありません。
15歳になって初めて学校に通い始めたシンが後の婚約者・シシリーに恋をしたり、第一王子のアウグストと友情を育んだりといった、“人間面”での成長がしっかり、かつ温かに描かれていて思わずにんまりしてしまうシーン続出です。
優秀だけどツンデレなシシリーの親友・マリアや、魔法オタクの“暴走少女”リン、16歳には見えないほどセクシーなお姉さまオーラを放出するユーリなど、個性豊かなクラスメートたちもめちゃくちゃ推せます!
感情タグBEST3
魔王イメージ
魔人や魔獣を相手にしていたらもはや敵がいないというような状況はよく聞きますね。
現世の知識は中世では画期的な発想として変換されるので、こういった世界ではある意味生きにくいし、逆に力は振いやすいでしょうね。
頑張れみんな
シン発案の特訓の方法は、えげつないけど確実に強くなれそうな方法ですね。個々のレベルが上がっていそうで何よりです。
魔人ゼストは賢すぎます。今後が怖いです。
テーマは重いし、胸糞悪い
チート+ラブコメではあるが、テーマが重いし、悪役が悪すぎる。爽快感を求めてはいけない。