あらすじ
とある事情で白猫になってしまった旗本の跡取り、宗太郎(通称:猫太郎)。裏長屋で営むよろず請け負い家業「猫の手屋」に舞い込む依頼は、猫供養、仇討ちの見届けなど、一癖も二癖もあるものばかり。すべては人の姿に戻るため。役者の雁弥、絵師の国芳ら、個性豊かな面々に囲まれて、今日も奇妙奇天烈な猫のサムライは善行を積む。泣いて笑える大人気あやかし時代小説、猫の手屋繁盛記シリーズ。
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Posted by ブクログ
「猫のうわまい」胸が痛む描写があり、許すまじと思いながら読みました。道楽や贅沢のため、動物を狩るのは人間だけ。人間は業が深い生き物です。
Posted by ブクログ
久しぶりに読んだシリーズの2巻目
どの話も心温まり良き!
・猫のうわまい ★★★★
始めは江戸っ子的な特有の喋り方や文章?が読みにくかったが、徐々に慣れてくると逆に良い!
猫がたくさん出てきて、猫好きとしてはたまらない。
飼い猫を撫でながら読んだ。
前作を読んだのがだいぶ前なのでなんとなくしか内容覚えてないが雁耶ってこんないいやつやったっけ?って感じだった。
・老骨と犬 ★★★★
江戸の庶民の生活とか文化が活き活きと書かれてて素敵やなーと感じる所がたくさんある!
左内とまるの関係が良い!
このシリーズは、どの話もなんだかんだでハッピーエンド的な終わり方が多かったから、最後どうなるのかちょっとヒヤヒヤして読んだ。
まるく終わって良かった。
・晩夏 ★★★★
田楽が終始可愛い!
うちの猫は懐に入らないが隣に座って撫でながら読んだ。
猫好きにはたまらないお話。
Posted by ブクログ
シリーズ2作目。猫股やら猫のお白洲やら、猫好きには楽しい世界観。主人公の宗太郎はじめ登場人物、登場猫たちのキャラも良い。特にハチワレ猫の千代紙がお気に入り。
3話収録で、特に最後の話が良かった。