【感想・ネタバレ】赤鬚の乱 剣客大名 柳生俊平2のレビュー

あらすじ

将軍吉宗の命で開設の小石川養生所が九年で悪徳医師らの巣窟に!

江戸庶民の病を癒すはずの養生所が大変な事態に! 将軍の影目付・柳生俊平は一万石大名の契りの二人と、初代赤鬚を助けて悪を討つ。

享保七年(一七二二)に将軍吉宗の命により江戸庶民の病を癒す理想を掲げて開設された小石川養生所は、わずか九年で、悪徳医師らの巣窟と化し荒みきっていた。将軍家剣術指南役の柳生家一万石の第六代藩主となった俊平は、将軍吉宗から直々に影目付を命じられ、「一万石大名の契り」を結んだ伊予小松藩主一柳頼邦、筑後三池藩主立花貫長と、養生所の悪党どもに立ち向かう。実在の大名の痛快な物語、続々重版の新シリーズ第2弾!

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今回は…

…随分と俊平が「藩主」していたハナシだった。
しかし、江戸幕府は、大奥があった分、現代より政治的な組織構成としては複雑だったのかも知れないな、などと思ったハナシでもあった。
とまれ、「可愛い子には旅をさせよ」も、難しい事である。路銀をやって武者修行に出したつもりが、追い出されたと勘違いされたのでは、先代柳生藩主も立瀬があるまい。

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2021年02月26日

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