あらすじ
仕事中、突然の凶弾に倒れた男は、聖属性魔法の才能を授かり、ルシエルという名で異世界に転生した。
彼の願いは、道半ばでこの世を去った後悔からか、平和で穏やかな生活を送ること。
荒くれ者の多いこの世界で生き残るには、身を守る術が必要だと考えたルシエルは、強くなるために冒険者ギルドの門を叩いた。
そこで待っていたのは過酷すぎる訓練生活。普通ならば逃げだしたくなる訓練だが、ルシエルは弱音を吐きながらも、持ち前の根性でゆっくりながら成長していく。
その姿に彼は、やがてドMゾンビとよばれるようになるのだった。
※本作品は電子書籍配信用に再編集しております。
夢は老衰!?
念願の昇進目前、事件に巻き込まれて死んでしまったサラリーマンの異世界転生成り上がりファンタジー。
これは命が軽く扱われる異世界を平穏に生き抜く為、主人公・ルシエルがあれこれ頑張るお話。
死後、治癒士として異世界に転生したルシエル。
まず彼は自分の身を守れるよう最低限戦える能力を得る為、冒険者ギルドで訓練を受けることになる。
だがそれは、連日「死なない程度」にボコボコにされる、元現代日本人にはあまりに厳しいものだった。
しかし努力家であるルシエルは、周囲から“ドMゾンビ”と呼ばれつつも着実に力を付けていく。
本作はいきなり無双というものではなく、凡人でも絶えず地道に努力を積み重ねる事が強さに繋がり、それがいずれ大きな力になるという様にカタルシスを得るタイプものとなっている。
巻き込まれ体質であるルシエルは、とあることで出世することになるのだが、なんとも中間管理職的な立場に胃を痛めながら、エライ人の指示に対応する様子には親近感を覚える方もいるのではないだろうか。
そんなサラリーマンにおすすめしたい一作だ。
感情タグBEST3
1~10巻まで読み終えて
この作品わ久々にはまった凄く面白い作品でした。
私の中ではだらけることがなく直ぐに
読み終えました。
内容、キャラクター、絵、
私の中でわ凄く良かったです。
主人公も努力して徐々に強くなるのも
読んでいて楽しかったです。
ただ、残念な点を挙げるなら誤字が少し目立ちました。そこだけ残念でした。
読みやすい
漫画でいうと3巻の3/4くらいまでの話がこの1巻だけで読めます。
お得!
漫画と内容はほぼ一緒で特に真新しい感じはありませんでしたが、閑話で他のキャラ視点で本編のその時の様子が読めたのは漫画版ではなかった部分なので良かったです。
ただ誤字誤植や呼び方の間違えなど文章中で気になるところがちょこちょこありました。
なろう系の小説ではよくあることなのでこの作品だけの話ではないのですが、それでもちょっと他作品に比べて目立ちます。
小さいことですけれど、間違ってるな、変だな、って思うと話が一回止まっちゃうんですよね。
それがちょっと残念。
そうは言っても内容はとても面白いので、満足しています。
Posted by ブクログ
基本、主人公のルシエルが無茶苦茶厳しく師匠ブロドに鍛え続けられ、料理人グルガーに超まずい物体Xを飲ませ続けられるというお話。なんじゃあそりゃあ。いや、これがなかなかいいお話なんだよなあ。治療士の主人公がその初々しさと善良さと勤勉さで世界を変えていく話だね。周りの人物造形もいいね。
地味ですけど
真面目で努力家の営業マンが不慮の死で転生する。死を避けたい一心で修行に励む姿は華やかさに欠けるので地味に同じようなエピソードが繰り返されるのですが、何だかクセになります。本人は自分は凡庸だと主張しますが絶対にそんなことないです。努力と継続の天才。誠実な努力家が大成するお話は心地好いです。
漫画は漫画の原作は原作の良さが
漫画からはいり、面白く気にはなっていた作品ですが、割引になっていたので原作を購入しました
読んだ感想は、漫画のほうがコミカルで圧倒的に読みやすい印象です
といっても、原作は漫画では描かれないシーンがあったりして、内容を補完してくれます
漫画が面白いと感じたら原作も読んでみてもいいのではないでしょうか?
長い
死んでスキル選んで転生
チートではなく努力で成長なスタイル
ただ、努力部分が長い!
物語の変化もなく、毎日同じような訓練の繰り返しを本の半分位まで延々と。
事件や特別なイベントがある訳でもなく、その上、成果がちょっと体力がついてきた、とかそんなレベル。
徐々に読むのが面倒になり、読み飛ばすようになり、途中で辞めてしまった。
自分には合わなかったようです。
匿名
無自覚なメンタルお化け
聖者無双というタイトルですが、現状では無双していないです。
戦闘も訓練以外してないです。
無自覚なメンタルお化けな主人公が自覚なく周囲に影響していく感じのストーリーでした。
もうちょっと主人公以外の視点の話を増やして欲しい感じ……
しかし、主人公の根性は本当に凄い。
気になる点が多い
ありきたりな転生系です。
でも、十分チートなんですが育っていく過程をなろう系の中では丁寧に描いてるのである程度差別化は出来てると思います。
また、キャラがみんな立ってるので読みやすいです。
誤字、脱字はなろう系では少ない方ですが数箇所あり、しかも結構大事な場面だったりするので気になりました。
また、個人的にドMゾンビという呼称は非常にナンセンスで大衆に広まるのに無理を感じました。
作者様がウケ狙いで呼ばせてるのかわかりませんが、もっと別の言い方というかなくても良いと思いました。いらない。
話しの進行自体は面白いです。
うーん
異世界に転生させられることになった主人公。
自らスキルなどが選べる設定で、選んだのはよくある感じの聖魔法の治癒士。
でも別に一般的に言うようなチートではなく、コツコツとレベル上げをするストーリー。
なろう系っぽいけど、単にコツコツとヒールだの体術(素質はないらしい)を上げる様が描かれ、およそ転生だのチートとは無関係にひたすら我慢強いことだけが強調されている。
現代日本から転生しても、その知識を生かして何かするわけでもなく、作者の意図はかなり好意的に読まなければ伝わらないような気がする。
正直、読んでいて面倒くさかった。