【感想・ネタバレ】生きづらいと思ったら 親子で発達障害でした 入園編のレビュー

あらすじ

幼い頃から生きづらさを抱えていた私が生んだ子は、二人とも発達障害グレーゾーンでした。発達障害の子どもを持つ家庭の多くが直面する「進路」をテーマに描く、ロングセラー待望の続編。

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Posted by ブクログ

入園編。
長男くんの入園式から始まる2冊目。
次男が生まれ、更に忙しい中付き添い保育でつくし保育園へ通い始める。そこでも学びは素晴らしい成長へ。
手帳の取得方法や、手帳といっても、療育手帳と、精神障害者保健福祉手帳、他もあるのは割愛、全く知らない人にも詳しく書かれている。
発達の違い、個性、そして進む道も悩みは尽きず、その度に行政と話し合い突き進んでいく、たくましく描かれている。

共感覚という、白黒の文字に色がついて見えたり、音が形になって見えたり、人に色が見えたりする感覚のこと。

「まぁいいか」担任の先生が教えてくれたこの言葉に救われる。
失敗しても落ち着いて次に進めるようになる。
ある種、完璧な人を目指そうとするから、
それは障害関係なく、誰しもあるように思う。

また、作者の若い頃の一人暮らしがいかに汚部屋だったか、そこからどう脱却したか、など。
行政やサービスのことも詳しく書かれて、またその利用者目線であるのがとてもいい。ここでの大切な呟きが行政につながるといいのに、と強く願う。
ぜひ続きも読みたい!

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2023年09月01日

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