感情タグBEST3
匿名 2023年10月29日
サクくんとすず姉さんの幸せを願ってやまないのですが…冒頭で死んでしまったからなぁ。続きが気になるけど胸が苦しくなってしまいそうで躊躇ってしまう〜
第1話があまりにも哀しくてぼろぼろ泣いてしまいました。が、そこから2話で過去篇に行き
何故そう至ったかを描いていきます。
特設サイトがあり、そこで3話まで無料で読めるようです。
(兎が2匹、でグーグル検索をかけるとトップに来ます。何故か正式名称の兎が二匹だとAmazonとかが上に来ちゃう)...続きを読む
3話まで読んだ私は結末が気になりすぎてすぐ2巻まで買ってしまいました。
とても心に残る作品なので是非読んで欲しいです。
ただ一部表現的には過激な部分もありますので中学生以上が良いかと思います。
Posted by ブクログ 2019年03月12日
クライマックスを最初にもってきて、時間を遡って読ませる構成。不老不死(不死身)で死にたがりの彼女と、何度も自殺ほう助させられるヘタレ彼氏。…という最初は奇抜過ぎてウーンと思ってたんだけど、死に別れてしまうシーンから遡って出逢い編以降はとても切なくて悲しくて…。幸せの日々がいつか壊れるのがわかるからな...続きを読むおさら痛かった。
ネグレクトされていた小学生だった彼氏が、成長していくエピソードもなんでこんなに泣かせるんだよ-そして萌える…
Posted by ブクログ 2018年04月08日
別の漫画に付いてたお試し版を読んで興味が湧き、買いました。
分かりにくかったですが、2話以降は回想だったんですね。最後まで読んで気づきました。てっきり、生まれ変わり続けて永遠に添い遂げて生きていくのかと思いましたが違いました。改めて読み返してみたらとても切なかったです。
早く続きを読もうと思いま...続きを読むす。
Posted by ブクログ 2020年07月18日
読後感
惜しい。評価の半分は読後感でできている。もう半分は一緒にリンゴを食べたい気持ち←
約400年行き続ける不老不死の見た目20代女性である稲葉すずが主人公。舞台は現代。自称「前向きポジティブマン」の19歳男性である宇佐見咲朗(サク)と同棲しているところから物語はスタートして、すずの回顧を挟み...続きを読むつつ、サクとの出会いから同棲後の未来までを描く。
第1話をコメディ調にしてはダメだろう。そういう話ではないんだから。なんだ花火でぱーん!!て。「うちがやりましたっ」→求刑死刑!て。紙一重で最後の喫茶店でのすずの描き方と、サクはどうやらただのアホではなさそうだと示唆する回想が始まったことで(続きを読む意欲を)リカバリーできた。
400歳近い設定は、可もなく不可もない。廣島編で322歳のときに花ちゃんが東京に行き、7年修行して帰ってきた年に原爆が投下された(1945年)ので、推定するとすずは(1945-7-322=) 1616年生まれ……まじか。つまりは江戸時代初期なのだが、これといって時代特有の設定はない。幼少期の飢饉が一つのキーファクターではあるが、江戸時代は頻繁に飢饉に見舞われていたので、初期に生まれる意味は特にない。その後は一気に20世紀半ばまでとぶので、ぶっちゃけもう100歳くらい若くても支障はない。18世紀ごろから本格的な飢饉対策が全国で採られ始めたことから(ググってみると廣島藩は1749年に備荒貯麦を始めたらしい)200歳若くなると飢饉経験の説得力がなくなるかもしれないが。すみませんね細かくて。
第1話を除いて他にも細かい点で気になるところはあるが、全体としての暗い雰囲気と、その中で人の命や日々の一瞬、人々のつながりが美しく描かれていたと思う。チープな雰囲気や台詞回しがなかったのも良かった。「生まれた意味を〜」とか「生かされている理由を〜」とかを聞かされたらたまったもんじゃない。
「兎が二匹」は良いタイトル。表紙のブランコも印象的。
Posted by ブクログ 2018年06月13日
不老不死のすずと、ネグレクトな過程で育ったサク。二人は出会い、サクの父親が別れた妻との子供は育てられないと身勝手な理由をのたまう事で、一緒に暮らす事になる。不老不死の為に成長しないスズ。子供から少年へ、青年へ、スズへの恋心を抱きつつ大きくなるサク。すずは、大昔の記憶を思い出すたびに自傷行為と同じ自殺...続きを読むを繰り返す。いつか死ねると願いながら。
兎は寂しいと死んでしまう、と言う由来から生まれたタイトル。が、実際はウサギは例え死にそうな病気にかかっていても、それを飼い主に悟られないようにする為、飼い主が居ない間に突然死してしまうので、文字通りに「寂しくて死ぬ」訳ではない、ただ、その様に「寂しくて死ぬ」と言う現象に特化した作品だ。
最初、メンヘラ系のやばいストーリーかな?って思っていたら、すごく深いテーマで、絵柄とかわたしには読みにくいのに目がはなせないです。