あらすじ
ビブリオバトルとは、本を通して人をつなぎ、人と知識をつなぐ知的ゲーム。SF小説が大好きな15歳の少女・伏木空は、ノンフィクションが好きでSFに理解のない同級生・埋火武人からビブリオバトル部に勧誘される。メンバーは、雑学本、ボーイズラブ、科学関係などそれぞれ得意分野について語り出すと止まらない個性派揃い。ここなら大好きなSFの話が思いきりできると大喜びで入部を決めた空は、張り切って図書室でのデビュー戦に臨む。「本を紹介する小説」という新分野を切り開く、日本初の本格的ビブリオバトル青春小説シリーズ開幕!
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Posted by ブクログ
「ビブリア古書堂の事件手帖」とはまた違った本の魅力を"まさに"紹介する一冊でした。物語を読みながら、新たな作品を知る、知らない読書の世界が垣間見えます。
本の中で紹介されるSF作品群は、敬愛する藤子・F・不二雄先生の創作の影響を与えたのではと思いました。
(ドラえもんの大長編だってスペース・オペラでしょ?)
自分が感銘を受けた本を語りたい、でも語ることの難しさを感じているなら、それを少し和らげてくれる1冊だと思います。下巻も楽しみです。
Posted by ブクログ
2016/5/1 メトロ書店御影クラッセ店にて購入。
2017/11/29〜12/2
先日の10年ぶりの渡辺容子作品に次ぐ、9年ぶりの山本作品。前回は、名作「神々に告ぐ」であった。
最近よく耳にするビブリオバトルを主題に据えた作品。登場人物たちのキャラクターも良く、バトルの雰囲気も良く伝わってくる。最後どう締めるのかな。下巻へ。