あらすじ
ビブリオバトルとは、本を通して人をつなぎ、人と知識をつなぐ知的ゲーム。美心国際学園(BIS)ビブリオバトル部は、夏休み中の活動としてライバルの真鶴高校ミステリ研究会と交流試合を行うことになった。今回のテーマは〈罪〉。皆それぞれ独自のスタイルで挑むなか、ミステリ研会長の美少女・早乙女寿美歌は巧みな話術とミステリの知識で周囲を圧倒する。だがそんな完璧な彼女には、周りに隠し続けている秘密があるようで……? 空が初めてコミケを体験する番外編「空の夏休み」を併録した、本格的ビブリオバトル青春小説シリーズ第3弾。/解説=芦辺拓
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Posted by ブクログ
このシリーズは登場人物たちと一緒に、本の話をしているように楽しめる。 出てくる本も、ノンフィクション、SF、ミステリー、科学、BLと多岐に渡って面白い。この巻は何といっても後半に驚かされた!もう一度読み返さなくちゃ
Posted by ブクログ
インターナショナルスクールのビブリオバトル部を舞台にした青春読書小説で、今回はミステリをテーマにしているから、作中のビブリオバトルではミステリ本の紹介がてんこ盛り。
とはいえ、主人公の空ちゃんがSF小説ラブな娘だから、もちろんSF作品も多数登場します(でも自分は『電送怪人』を読みたくなってしまったので寿美歌さんに一票)。
ストーリーもミステリ風の謎解きな筋立てになっているんだけど、メインの謎解きより銀くんのラストのアクションにびっくり。
Posted by ブクログ
待ちに待った文庫化、第3弾。
「なぜ小説というスタイルなんでしょう?」(中略)「小説っていうスタイルだから 背景にストーリーがあるから面白いんです」。
ただの書評ではなく、小説という形でキャラクターに熱く語らせることで、より一層読んでみたくなる。まさにこのシリーズを的確に表現したセリフだと思います。
読みたい本が増えて行く一方なのはいつも通りですが、それだけでは終わりません!
今回のテーマは「ミステリ」ということで、ビブリオバトルで様々なミステリを紹介していますが、それ自体が仕掛けの一部となっていて、実に完成度が高い!
あれだけ物語を通して教わったはずなのに、あっさり騙されるもんですね・・・悔しい!
Posted by ブクログ
バトルのテーマに合わせてストーリーもミステリ仕立てで楽しめる。〇〇トリックによるまさかの展開にはやられた。紹介される本だけでなく、恋の行方も気になるシリーズ。次作にも期待。
Posted by ブクログ
本編で語り手が変わってると気づいたのは、一人称が変わってる事にあれっと思ったから。
そうね、そうとも言えるね、えっ?そうだったの、それもありか。げっ、気付かなかった!!う~んやられた。と時々につぶやきながら読み終わる。
何て沢山の本たち。読んだことの無い本たちの方が多いねやっぱり。
読み終わった本たちのことを誰にも説明できなくて、ちょっとした感想をこうやって記録しているだけの私です、はい。
Posted by ブクログ
番外編「空の夏休み」でのSF談義が楽しかったので、カテゴリはここ。
このシリーズを読むと読みたい本が増えて困るのであるが、今回もまんまとやられた。SFはともかく、ミステリーはあまり馴染みがなくて何から読んでよいかわかりませんが、ぼちぼち挑戦します。