あらすじ
事件が絶えぬ街ニューヨークシティ。この街で“シスターミリティア”と呼ばれる暗殺者がいた。姿を晒さず標的を仕留めるその正体は、悲運な宿命を背負う一人の少女。彼女は銃弾を放つ、贖罪の祈りを捧げながら…。
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Posted by ブクログ
2巻で終わってしまうマンガだけれど、だからこそ、ストーリーが壊れないで、進んでいっても安心できる。
これは、ティスタと彼の恋愛物語と受け取る事もできるけれど、
本当は、孤独でいられない人間と、孤独でしかいられない彼女の断絶や宗教と悪事との汚い癒着や、孤児院と親からの虐待に耐える歪んだ愛情を持った孤児たちのこと、絵を描く事がどんな宗教よりも宗教じみていてそれを信じればなにかにたどりつけそうなこと、なんかがごちゃまぜになっていて、そのバランスの中で世界がある。黒い衣装や夜の場面、魚眼レンズのような広角のコマ、吐き出される白い息は雲になりそうなくらい大きく、月もまるくそこにある。
ティスタの悲しみは癒えたのだろうか。いろいろと考える。ほんとうにこんな結末を望んでいたのだろうか作者は。今後の作品に期待したいです。
Posted by ブクログ
月刊から移籍した「テガミバチ」読みたさに
ジャンプSQ買い始めたのに、結局SQ買う目的は
こっちに移行してしまった。のは2年くらい前のお話。
NYを舞台に、「シスター・ミリティア」によって凶悪犯罪者
が銃殺される事件が続く。
正体不明とされるシスター・ミリティアだが、
その素顔は普通の、普通に生きれない女の子で…という内容。
この漫画、とにかく第一回目がとてもよいです。
カメラワークといい、話の緩急のつけ方といい。
これで読み切り、だったとしてもいっそよかったかもしれません。
(2巻までとはいえ続いたのはとても嬉しいけれど)
最後が打ちきりだったのか、ストーリー展開に若干無理が
ある感じだけれど、ある意味この内容で話を続ける方が難しいかも。
ラストの決着のつけ方が意外にも少年漫画っぽいです。
映画のようなクオリティ
スパイファミリーの作者の方の前の作品ですが、個人的にはスパイファミリーよりお気に入り。
2巻完結でありながら、かなり高いクオリティの作品。
是非読んで頂きたいです。
Posted by ブクログ
SPYFAMILYがアニメ化されたので再読。
初めてSQで読んだとき、まるで映画のようだと衝撃を受けました。
久しぶりに読みましたが、やっぱり映画のようで面白かったです。
紙版でも持っているけど、電子版になってくれてとても嬉しかった。
これが読みたくて連載当時毎月SQ.を買っていたっけ。
絵柄とか構図とかが何より好きな作品です。
Posted by ブクログ
ジャンプSQで一番面白いとおもった話。この話を読むためだけにSQを買っていました。打ち切りになってほしくなかったけど、短いからこそ考える話だと思う。
Posted by ブクログ
驚異的な能力を持つスナイパー少女と警察、ギャング、少女が属する組織などが錯綜するノワールな作品です。
全体の構成はさることながら登場人物の心情描写がなかなか上手いです。生々しい場面もあります。
全2巻と短いですがそれ故濃密な内容となっています。
作者の次回作が楽しみ。
Posted by ブクログ
事件が絶えぬ街ニューヨークシティ。この街で『シスターミリティア』と呼ばれる暗殺者がいた。姿を晒さず標的を仕留める正体は、悲運な宿命を背負う一人の少女。彼女は銃弾を放つ、贖罪の祈りを捧げながら・・・
内容から言うと「少年漫画」というよりも「青年漫画」かな。
主人公が暗殺者なので、「殺し」よりも「精神のゆれ・葛藤」に比重が置かれてる気がします。
絵に癖はありますけど、結構面白かったです。
Posted by ブクログ
絵柄とストーリーどっちも好き
二巻で終わってしまったから展開は急だったけれど
あんまり気にならなかった
髪の長くなったティスタの眼がきれいだった
話の終わり方が好き
Posted by ブクログ
ジャンプスクエアで連載されていた漫画。
お友達のお友達が書いた作品。
後半は混沌と停滞するらしいですが、1巻は面白く読めました。ドカンと明るいストーリーでは全くないですが、苦しみを抱えて弾丸を放つティスタは、それでもやはりかわいい。
女性キャラに定評がある筆者の、やはり女性キャラが魅力的な作品。
男も出てきます。
暗かった 閲覧注意
虐待、殺人、自己肯定感なき人生…
ネガティブなワードが並ぶ子供たちに、かつてそういう子供だった悪い大人が介入する…
ちょっとでも暗い子供時代を過ごした人には勧められないかも。自分の気持ちを持っていかれそうになるから。