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匿名
終始着いていけなかった
栞が大切と言えど、栞のために対等でありたい肝心の相手にひたすら心配をかけさせることは考えないフィリミナ。
侍女務め断れば二度と戻ってこないと思うほどなのに、相談すらしない。
そもそもの発端はさっさと助けを求めず出来もしない自己解決を試みたこと…。
相談しなかったことで大事となった前巻で何も学んでいなかったの…?
前巻は良かったのに、それが尽く汚された感。
というか、そんなクランウェンを生かさなければならない理由もないのに。
クランウェンも、栞を盗んでフィリミナを信用出来る侍女としてつけたり、エディを護衛にしたり、生きたいのかとおもえば生きることを諦めていたり、何がしたいのかわからなかった。
生きることを諦めてるなら巻き込まないで欲しいとしか思えず何も共感できなかった。
やってることは立派に脅迫や泥棒といった犯罪ばかりだし。
死んでもらった方が都合がいいと言えるような話の中で何故か守らないといけないという展開へと進んでいくことに着いていけなかった。
前巻までが良かったから続刊まで買ったのに、なんだか読む気失せてしまったな…。