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Posted by ブクログ
バレンタイン・ホワイトデー回の先生が可愛くてときめいた。
第21話「シャロンとブライアン」もすごく好きだった。シャロンはクルーズの客として来ていた(人間と同等に「生きる」)ヒューマノイド、ブライアンはそこのクルーロボット(産業用ロボット)だ。どちらも作られた物なのに「命」に違いはあるのか。こういった作品は人間とロボットで対比されることが多いが、ヒューマノイドと産業用ロボットの対比には考えさせられるものがあった。
チューリングテストも連想します
前巻でしたが、発達障害っぽいヒューマノイドの子ども(ピアニストとしての腕がある)に対する「治療」や、この巻に出てくる幻肢痛に似た症状の出るヒューマノイド等々、人間の抱える問題も鮮やかに照らし出す部分があるのは確かです。
登山家が遭難し、実は意識が戻るまでかなりの時間が経過していて……といったエピソード、ノーラン監督の映画とかにも出てきそうです。
これのTVアニメ、いま放送中だったようなので、配信サービスで見てみたくはなります。
でもちょっと、もう一つ踏み込み不足も感じる部分も。さらりとした連作なのが良いのかも知れませんが。