あらすじ
父王からも母からも敬遠されている大国の姫スティーリアは、見目麗しい従者のリトスに報われない想いを抱いていた。彼はかつて自国が滅ぼした国の生き残りで、スティーリアはリトスを守るために自分のものにした。それから十数年、もう彼をこの歪な関係から解放しようと思っていた矢先、リトスは忽然と姿を消し…現れたのは反逆者となった想い人だった。「貴女を縛るもの全てを奪います」箍が外れたように触れてくる彼に、毎夜快楽を教えられ――究極の主従逆転ロマンス。
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切なくてとてもいいです
本当は思い合っている男女が色々な運命ですれ違ってしまう描写がすごく上手くて恋愛小説としていいです
ヒーローがヒロインを実はすごく守ろうとしているところが愛を感じます
銀髪敬語束縛従者萌え
ヒロイン、スティーリアは大国の王女ながら零落の身で、誇りと国を憂いて男装をしているが、所々に見せる女性らしさに好感を持てた
そして彼女に幼少期命を救われ奴隷として仕える
美貌の銀髪ブルーグレー目敬語のリトスが麗しくてともかく萌える
敬語なのに実は静かにスティーリアに情念を燃やし続けついにクーデターで彼女を自分のものにしてしまう執念と、
実は互いにむかしから想い合っているのに体の関係はあってもこころはなかなかすれ違って結ばれないのがもどかしくて、Hのたびに敬語でスティーリアを虐めるリトス美味しかったです
初めての作家さんですが他の作品もも読みたいと思いました
丁寧語でストイックなのに色気
このお話で作者さまを知り大ファンになりました。お話も人物も丁寧で素敵でした。切なくて久しぶりに胸がきゅうっとしました。
丁寧語で有能で上品でSなヒーロー、かなり好みです。ストイックなのに色気が。絵も麗しかった。
ヒロインも考え方が大人でかっこいい。
ヒロインの家族関係は苦しくて胸が痛いです。後半、甘さと切なさの落差で完全にやられました。すれ違うけど終盤は甘々です。何度も読み返したくなる大好きな世界です。
主従逆転もの
浅ましい想いが呪いとなり、二人の関係性を歪なものとした。
愛と贖罪、歓喜と苦悩。
欲しいものの為にすべてを奪ったと言い切る男の執愛に圧倒される物語だった。
ハマりました
相手を思いやるが上の言動が、互いに食い違いや思い違いを発生させてしまうというもどかしい感じにハマりました。
しかもそれが、あまりにも優しい気持ちなだけに、切なさが募りますね。
歪んだなかにも、美しさを感じられるストーリーを堪能できました。
良かったです
主人公二人の両片思いが、ちょっと焦れったすぎでしたが、それでも、美しいヒーローの執着と自分の主に尽くすという形のボディ•タッチは、とても官能的でした。普通のセックス•シーンより色気があったと思います。
ヒロインの母親の態度など、個人的には盛り下げ要素がありましたが、ヒーローのヒロインに対する執着ぶりが素敵で(でも、歪んでいませんが)、大変私好みでした。
ふつう…なほうかな。
(辛口すみません)
定番の両片思いですが、この作家様の他の作品と比べると、たまに読み返したくなるほどではなかったかな、と。
立場上 仕方ないのかもだけど、ヒロインが鈍すぎて。
なんとなく先の展開も読めてしまいましたし。
ヒーローのビジュアルはとても好みでした。
表紙一枚目のカラーのイラストはとても素敵でしたが、中のイラストは少し微妙なとこもあって、それもマイナスポイント。