あらすじ
オクトーバー社への集団薬害訴訟が開始、ハンターが市議会議員選に出馬する中、マルセル島の抗争がマルドゥック市全域を揺るがす。
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Posted by ブクログ
前巻の終わりでハンターが市議会委員を名乗っていた。その過程を描く今作。相変わらず、ネタバレしてから、それになるまでの過去を描く、という進行の仕方は変わらない。
マルセル島を舞台として、そこでの抗争の結果、集団訴訟の法定外戦術をするとともに、市議会議員の立場を得てしまうハンター。ここまで合法化したハンターたちにバロットたちは打ち勝つことができるだろうか。ウフコックが作っている勢力作りは上手くいくのだろうか。ただ、シルバー社のCEOやモートン議員などが復活して、手助けをしてくれるのは小さい希望の光の一つではあった。
また、やっと最後に前巻から描かれていた葬儀の人物が発表された。が、その過程はまた次巻以降になるもよう。
全体を通してバトルがメインの今作のためか新登場のエンハンサーや統廃合されていくエンハンサー部隊の名前がたくさん出てくるので、整理しないと読みにくいのが難点であった。